オサマ・ビンラディンの息子、ハムザが出現! “米国への復讐”を宣告する「テロ王子」の肉声が公開される
オサマ・ビンラディン――この名前に戦慄を覚える読者も多いことだろう。そう、3000人以上が命を落とし、その後の国際情勢を一変させた大惨事である2001年のアメリカ同時多発テロ事件(9・11)を首謀した国際テロ組織「アルカイダ」の司令官にして資金提供者、かつ精神的支柱として暗躍した史上最悪のテロリストだ。
2011年5月、オサマ・ビンラディンは潜伏先だったパキスタン北部アボッターバードの隠れ家で、アメリカ軍の特殊部隊による襲撃を受けて抹殺された。その遺体は、埋葬場所がテロリストたちの聖地となることを防ぐため、アメリカ軍によって水葬されたと発表されている。かくして世界はオサマ・ビンラディンの脅威から解放された――などという甘い話ではなかったようだ。なんと、成人したオサマ・ビンラディンの息子がついに姿を公にし、世界への復讐を呼びかけ始めたという。
■次世代のテロリスト、ハムザ・ビンラディン
今月9日、「アルカイダ」のメディア部門「アルサハブ」が、世界を凍りつかせる恐ろしい音声を突如として放送した。なんとそこに登場したのは、オサマ・ビンラディンの末息子ハムザ・ビンラディン(推定年齢24歳)と名乗る男。そして彼が、「聖戦(ジハード)の継続」と「アメリカへの復讐」を高らかに宣言したのだ。音声でハムザ・ビンラディンは、次のような主張を繰り広げている。
「アボッターバード(ビンラディン最期の地)で行われた罪に対して、何の報いもないと思ったら大間違いだ。後悔することになるだろう」
「アメリカ国民には、ムスリムへの抑圧をはじめ、リーダーたちが行っていることに対する責任があるのだ」
現在、CBSテレビをはじめとするアメリカの大手メディアはハムザ・ビンラディンの突然の出現にド肝を抜かれ、恐怖と驚きを持って事態の深刻さを伝えている。2011年のオサマ・ビンラディン殺害時、ともに潜伏していた後継者と目される息子カリード・ビンラディン(当時22歳)も死亡しており、ビンラディン一族の脅威は取り除かれたとの見方もあった。しかしその地位は、混乱に乗じて逃げ切ったハムザ・ビンラディン(当時19歳)にしっかりと継承されていたというわけだ。
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2024.10.02 20:00心霊オサマ・ビンラディンの息子、ハムザが出現! “米国への復讐”を宣告する「テロ王子」の肉声が公開されるのページです。テロ、アルカイダ、パキスタン、オサマ・ビンラディン、ハムザ・ビンラディンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで