【リオ五輪】死ぬかもしれない3つの超・危険エリア! 1リットル当たり1700000000個の細菌(通常1000個で遊泳禁止)など
いよいよ8月5日にリオデジャネイロ五輪が開幕する。選手団は続々と現地入り。だが、かねて言われている通り、リオは超危険地帯と化している。リオで2014年に発生した強盗件数は約8万件で、人口に換算すると日本の約500倍以上だ。
●危険エリア 路上(強盗)
「歩いている観光客に堂々と襲いかかってきます。スラムなどでは、有無を言わさず銃などで相手を負傷させてから、モノを盗んでいきます。1人で出歩くのは自殺行為です」とは旅行会社社員。
●危険エリア 路上(民衆・警察)
ルセフ大統領の弾劾裁判がオリンピック期間中まで継続していることもあり、国内は政治的にも不安定で、警察は賃金の未払いに抗議し、職務をボイコット。ストライキ中の警察が空港の搭乗口で「Welcome to Hell(地獄へようこそ)」と書かれた横断幕を掲げる映像は世界中に衝撃を与えた。
●危険エリア ゴルフ場
そんな内政状態だけに、整備が行き届いていない競技会場にも危険が多く潜んでいる。100年以上の時を経て正式種目に復活するゴルフの会場には、アリゲーターの一種であるケイマンが出没。アリゲーターの“小型版”で、コースには何があってもいいように特殊な訓練を受けた5人のスタッフが配置されるという。
●危険エリア グアナバラ湾
最も地獄なのは、グアナバラ湾で行われるセーリングだ。同湾は地元で「巨大トイレ」といわれるほどの汚さ。なかでも恐ろしいのが、同湾で大量発生している「ヒトアデノウイルス」なる細菌だ。嘔吐や心臓疾患の原因ともなるこのウイルス、米国では1リットル当たり1000個存在するだけで即遊泳禁止となるが、グアナバラ湾では1リットル当たり1700000000個という異常数値を計測している。
さらに恐ろしいのが「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)」。これも湾内で確認されており、ひとたび体内に入ると、膀胱なら膀胱炎、肺なら肺炎というように激しい炎症を引き起こす。実はすでに“犠牲者”は出ている。
昨年8月、セーリング競技のプレ大会に出場したドイツ人選手のエリク・ハイル選手だ。当時26歳のハイル選手は、同月15日から22日にグアナバラ湾で行われたテスト大会で、チームメートとともに男子49er級で3位に入った。しかしドイツへ戻る飛行機内で、ウイルスの感染症状が発現。脚や臀部(でんぶ)が痛みとともに大きく腫れ上がり、動くこともままならなくなった。ハイル選手は母国で緊急手術。その後ブログで「人生で一度も脚の感染症になったことはなかった。テスト大会でかかったのだと思っている」とコメントしたが、ヒトアデノウイルス、CREともに耐性が強く、ハイル選手は強力な抗生物質を使うほかなく、復帰までかなりの時間を費やしたという。
スポーツライターは「政府は本番までにグアナバラ湾の100%浄化を進めると言っていたが、全く改善されていない。このままでは選手の体に深刻な影響を与えかねない」と話す。あまりにデンジャーなリオ五輪。
悪い意味で歴史に残る大会となりそうだ。
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