ポケモン探し、ハッテン場に侵入でゲイが苦言「ルール守って」
スマートフォンアプリゲーム『ポケモンGO』が社会問題化している。このゲームは、街を練り歩きながら、ポケスポットという場所を探し当て、モンスターをゲットするのが基本的な流れだ。ポケスポットに指定されているのは、見た目が特徴的な建物や、寺社、公園などだ。
だが、ゲームに熱中するあまり、自動車の運転中のスマホ操作による検挙や、危険な場所への立ち入り、さらに夏休みに入った中高生の深夜徘徊などが問題視されている。
また季節柄『ポケモンGO』は暑い昼間の時間帯を避け、涼しくなる夜に町を歩く人間が多い。夜の街は、昼とは違った顔を見せることもある。『ポケモンGO』ユーザーが深夜の公園を訪れてみたら、そこがゲイのハッテン場だったという場合も起こりうる。
実際、都市部では有名なハッテン場が、ポケスポットだったという報告例が相次いでいる。この状況について当事者はどう思うのか。ハッテン場に通うゲイのアキラさん(20代・仮名)に話を訊いた。
「まぁ、あたしらとしてはなんとも思っていないっていうのが正直なトコロだわ。ノンケは誤解しがちだけど、そういう場所でも、公園全体がハッテン場になってるわけじゃないの。公園の中でも、特定のトイレだったりベンチだったり、あるいは時間帯によってハッテン場に変わるのよ。例えばネットで知り合ったゲイ同士が、近所の公園で待ち合わせをしたらそこがハッテン場になるわ」(アキラさん)
そもそも『ポケモンGO』リリース以前でも、ハッテン場において、ノンケとのバッティングは生じていたという。
「都市部の公園なんかは夜中でも人の往来が絶えないでしょ。でもゲイかノンケかはオーラでわかるの。ゲイの特徴はそうね。この時期だと短パン、タンクトップが王道ルックね。あとは短髪でヒゲをきれいにそろえていたりするわ。決め手は目つきね。やっぱり狩り(ナンパ)目的だからみんな目がギラついているのよね。
あとはゲイ同士でも、相手の同意がなければハッテン行為におよぶことはないわ。なによりスマホをずっと見ていたら『ポケモンGO』だってわかるでしょ。だから、ゲイがいきなりノンケを襲うなんてことはありえないから安心していいわよ」(アキラさん)
ポケスポットではゴミの放置や、話し声による深夜の騒音などが問題視されることもある。それに対して、アキラさんは苦言を呈す。
「あたしらとしては、いちおうひっそりとやってるつもりよ。だから、ルールは守ってほしいわね。ゴミはちゃんと持ち帰ってほしいし、夜中も静かにね。あと経験則からいえば、夏場に夜中の公園を歩く場合は虫除けスプレーがあったほうがいいわよ」(アキラさん)
公園はあくまで公共の空間である。遊ぶにしてもルールを守って行動することが求められるのだろう。
(文=平田宏利)
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2024.10.02 20:00心霊ポケモン探し、ハッテン場に侵入でゲイが苦言「ルール守って」のページです。ゲイ、平田宏利、ポケモンGO、ハッテン場などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで