CERN(欧州原子核研究機構)で行われた「悪魔の儀式」映像が流出! 黒マントの男たちが女を生贄にして刺殺!?

 欧州原子核研究機構、またの名をCERN――トカナ読者にはお馴染み、スイスとフランスの国境地帯にある世界最大の素粒子物理学の研究施設である。地下には全周 27km という巨大な円形加速器・大型ハドロン衝突型加速器 (LHC) が設置されており、これまで不可能だった陽子同士の正面衝突などを次々と成功させたり、「神の粒子」ことヒッグス粒子の存在を発見したりと、物理学に飛躍的な進歩をもたらしてきた。また、各国の研究者が瞬時に情報へとアクセスできる画期的なシステムを初めて考案した、「インターネット発祥の地」としても知られる。

CERN_2.jpgCERN全景 画像は「Wikipedia」より引用

 そんな科学の最先端をひた走るCERNだが、実はこれまで世界中の識者からさまざまな懸念が表明されてきた“いわくつき”の研究施設でもある。たとえば世界最高峰の頭脳の1人である理論物理学者ホーキング博士は、粒子に膨大なエネルギーを与えることができるLHCが、地球を飲み込むほど強力なブラックホールを生み出し、やがて宇宙を崩壊させてしまう可能性に言及していた。また、陰謀論者の間ではCERNの本当の姿について巨大地震発生装置ではないかと疑う向きもある。少なくとも、謎と危険に満ちた施設であることはおわかりいただけるだろう。


■CERN側は火消しに躍起、これは怪しい……!

 今月に入り公開された動画は、海外ニュースメディアやSNSを通して瞬く間に拡散。大騒動へと発展し、CERN側も公式見解を発表せざるを得ない状況に追い込まれた。17日、AFP通信の取材にCERNの女性広報担当者は次のように語っている。

「たしかに、この映像はCERNの施設内で撮影されたようです。しかし、こちらは事前に何の連絡も受けていなければ、撮影を許可したこともありません」
「CERNの仕事の科学的性質を歪めようとするこのようなペテンを、私たちは断じて許しません」

CERN.jpg画像は「YouTube」より引用

 現在CERNでは、内部で調査を開始することを決定したという。また、防犯体制の不備を指摘する声が上がっていることについては、それを真っ向から否定した。

「CERNでは昼夜を問わず、出入りする人々全員のIDをチェックする体制が整っています」
「とはいえ、世界中からやって来る科学関係者に門戸を開いていますから、時に来訪者のユーモアが行き過ぎてしまうことがあるのかもしれません。恐らく真相はそんなところではないでしょうか?」

 要するに世界中からやって来る研究者の一部が、悪ふざけで行ったことであり、深刻に捉えないでほしいと火消しに躍起になっているわけだ。しかし、女性が刺されているような光景が映っている以上、これを見過ごしてよいものか? 黒いマント、そして神に生け贄を捧げる「悪魔の儀式」と聞いて、あの秘密結社の名を思い浮かべる読者も多いのではないか?