NASAの月面衛星画像に「宇宙人のアンテナ」が写っていた?「月面基地」の決定的な証拠か!?
■科学者がガチ反論
というのも、NASAのLROC(Lunar Reconnaissance Orbiter)月面地図作成ミッションに携わる研究者ノア・ペトロ氏が、今年1月に「Google Moon」で発見された高さ5600メートルの「宇宙人の塔」を科学的に説明してしまったからだ。
ペトロ氏は、塔のように見えるものは二重のクレーターに過ぎないとバッサリ。
「どう考えたって塔なんかじゃない! Mersenius Eっていう大きなクレーターの縁に小さなクレーターが形成されただけだ」(ワトソン氏)
さらに、氏が「Huffington Post」紙に話したところでは、塔のような形状は複数のイメージを合成したためにできたものだそうだ。つまり、太陽が高い位置にあるときに撮影された影なしの大きめのクレーター画像と、太陽が低い位置にあるときに撮影された影つきの小さめのクレーター画像が合成されたことで「塔」のように見えたというわけだ。
科学者によるガチ反論にぐうの音も出ないが、こういった真面目な考察はUFOコミュニティにとって喜ばしいことだろう。世界中のUFO研究家らは、徹底した分析の果てに残る“本物”を求めているのだから。
■民間月面無人探査に期待
現在Googleがスポンサーとなり、民間による最初の月面無人探査を競うコンテスト「Google Lunar X Prize」(GLXP)が開催されている。規定の項目(・探査機の月面着陸、・500m以上の月面移動、・HD画質の映像を地球に送信)を達成したチームに支払われる優勝賞金2000万ドル(約20億円)かけ、世界中の民間チームが鎬を削っている状況だ。
NASAなど国営の機関が公開する画像には検閲疑惑がつきまとっているが、今回のコンテストでは検閲されていない生の月面画像が続々と公開されることが期待される。これで宇宙人基地の秘密も明らかにされるかもしれない。コンテストは今年12月31日に終了する予定だ。トカナでも続報が入り次第お届けしたい。
(編集部)
参考:「Daily Mail」、「YouTube」、ほか
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