【徹底解説】熊本地震→阿蘇山噴火→博多陥没… 九州で不幸が連続する理由は“呪い”なのか?
■九州だけではない、すべての日本人にとっての聖地
さらに、幣立神宮には樹齢15,000年といわれるヒノキの巨木があり、そこに天孫が御光臨し、神霊がお留まりなられたという伝承も残されている。古事記と日本書紀によると、天孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)は、天照大神の命を受けて葦原中国(あしはらのなかつくに、日本の国土を指す言葉)を治めるために高天原から日向国の高千穂峰へ天降(あまくだ)ったとされる。そして弊立神社こそ、まさにこの高天原(たかまがはら)神話発祥の地であり、九州のヘソともいわれる地域に位置しているのだ。
このように九州全土、いや、すべての日本人にとって重要なパワースポットである弊立神社だが、熊本地震によって多大な被害を被った。幣立神宮の宮司がネット上で発表した内容によると、「灯籠や境内社の鳥居が倒壊し、参集殿や社務所も複数箇所破損し、御本殿の基礎部分は緊急工事が必要」だという。今は修復されたものの、やはり幣立神宮が相当なダメージを受けてしまったことと、九州に次々と襲いかかる災難との間には、何らかのつながりがあるのかもしれない。
■現在はパワースポットの充電期間か?
ただし、あくまでも魔女である筆者による霊視の結果だが、6月の豪雨については、実はエネルギーバランスを取り戻すためのものだった可能性がある。風水において、「水」のエネルギーは地震の「地」のエネルギーや火山噴火の「火」のエネルギーを弱めてくれる作用があるからだ。もちろん、豪雨自体が多大な被害をもたらす面もあるが、全国的に水不足の年だったこともあり、バランスをとるため、そして九州でのさらなる大地震や巨大噴火を食い止めるために、水の神様がもたらしたようにも思えるのだ。やり過ぎな感も否めないが、それだけエネルギーバランスが崩れていたのかもしれない。
そして、この九州の災難は永続的なものではないようだ。熊本地震によって損傷を受けた「護り」のパワーも、現在は充電期間であり、新年には戻るように視えたことをお伝えしておきたい。今年も残り2カ月を切ったが、来年は九州をはじめ日本全国で大きな災害が起こらないことを願ってやまない。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。最新刊『あなたも霊視ができる本』(文芸社)大好評発売中!
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2024.10.02 20:00心霊【徹底解説】熊本地震→阿蘇山噴火→博多陥没… 九州で不幸が連続する理由は“呪い”なのか?のページです。パワースポット、呪い、レイライン、古事記、日本書紀、陥没、豪雨、熊本地震、幣立神宮、阿蘇山噴火などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで