夢の超高速交通「ハイパーループ」とは?
東京=名古屋間が18分、海中も爆速移動! 葉巻型UFOソックリの超高速交通システム「ハイパーループ構想」とは?
オンライン決済システムのPayPalの前身となるX.com社を創設し、宇宙輸送を目的とした宇宙船の開発とロケットの運用が話題のスペースX社の共同創立者で、電気自動車のテスラ社のCEOでもあるイーロン・マスク氏が、2012年に構想を発表した次世代の輸送システム「ハイパーループ」の実現化がまた一歩前進したというニュースが入ってきている。
■「ハイパーループ」の浮遊に成功
英「Daily Mail」紙のレポートによれば、マスク氏が世界中から募ったデザインのうち1チームが制作したプロトタイプが、とうとう浮遊に成功したとこのことである。
ハイパーループは、減圧されたチューブの中を空気の力によって浮上した状態で進むポッド型の輸送手段で、リニアモーターカーと同様の非接触型の輸送手段のために、摩擦による抵抗が極端に少なく、超高速での移動が可能となる。

リニアモーターカーが磁力で浮遊するのに対して、ハイパーループは、減圧された走行チューブ内の空気を取り入れ、底面から排出する方式をとっており、原理としてはチューブ内を進むホバークラフトのようなシステムに近いともいえるものである。
構想によれば、このハイパーループは、ニューヨークからロサンゼルスまでを45分で、ロンドンからマンチェスターまでを18分で結ぶという。ロンドン=マンチェスター間は、おおそよ東京=名古屋間と同程度の距離になり、同区間が新幹線(のぞみ)で約1時間40分ということを考えると、いかにハイパーループが高速で走行できるかが想像できるのではないだろうか。
今回の実験で使用されたプロトタイプだが、この設計は世界中から応募された1200を超える設計チームの中から選ばれた30チームのひとつであるザ・ハイパーループUCと呼ばれる米のシンシナティ大学のチームが制作したものであり、長さ4.3mになる葉巻型のポッドである。
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