東京=名古屋間が18分、海中も爆速移動! 葉巻型UFOソックリの超高速交通システム「ハイパーループ構想」とは?
■1マイル走行コンペが来年1月に開催
チームのキャプテンであるダヴァル・シヤニ氏によれば、このポッドは非常に軽量化されており、モジュール化とリアルスケール化にも対応しているとのことである。このプロトタイプは、約6mmほどの浮上を維持し、時速約390kmで走行可能であり、摩擦ブレーキと磁力ブレーキの2系統のブレーキシステムを搭載している。
60人を超える学生が参加し、開発されたこのハイパーループUC号は、11月に実際の走行テストを行うために、カリフォルニアに輸送され、来年1月にスペースX社の本社で行われる1マイル走行コンペに向けて調整が進められるとのことである。
ハイパーループは陸上の移動のみならず、海中での移動システムとして、ドバイまで海中トンネルを時速約1220kmで走行する構想もあり、ドバイの国家プロジェクトとしてハイパーループの開発を担っているハイパーループ・ワン社との協議がすでに始まっている。
この海中超特急が現実のものとなれば、子どもの頃アニメで見た「マリンエクスプレス」さながらの夢の超高速列車の実現になる。さらに、昭和生まれのオジサンたちにとっては、21世紀の想像図としてよく描かれていたビルの谷間に張り巡らされた透明のチューブの中を移動するポッドの実現することにもなる。そしてポッドのカタチに注目してみると、そのまま大型化すれば、葉巻型UFOそのものといった存在感を放つことにもなっていくのだろうか。輸送システムとしての葉巻型の乗り物の未来は以外と明るいのかもしれない。
(文=高夏五道)
参考:「Daily Mail」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
人気連載
イタコ、霊媒、エロ祈祷…エログロナンセンスな超常現象ドキュメンタリー『恐怖・怪奇・悪霊 超常現象の世界』とは?
※こちらは2020年の記事の再掲です。 ――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・...
2024.02.27 08:00奇妙運気を爆上げして「引き寄せの法則」を発動!! 激動の時代を生き抜くための波動グッズ3選
癒しフェア 2024in大阪 広瀬学 講演 「アリス矢沢透のなんでも応援団!内...
2024.04.19 10:00スピリチュアル東京=名古屋間が18分、海中も爆速移動! 葉巻型UFOソックリの超高速交通システム「ハイパーループ構想」とは?のページです。イーロン・マスク、高夏五道、輸送、ハイパーループ、交通などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで