世界の恐ろしくも美しい民族衣装とマスク10選
世界の恐ろしくも美しい民族衣装とマスク10選!人類史上最古のマスクの圧倒的不気味さも!
その昔、人間が身に纏っていた衣服の役割は寒さから身を守るためだけではなかった。それらは芸術であり、人類に属するコミュニティの文化や信仰の奥義を表現する道具の一つでもあったのだ。日本にもなまはげ、おはぐろなど間近で見たら後ずさりしてしまいそうな装束や面があるが、10月24日付のランキングメディア「List Verse」には世界の奇々怪々な民族衣装やマスク10選が紹介されている。それでは早速ご覧いただこう。
10. ユピックのシャーマン

極寒のシベリアの食料の少ない土地に住むユピック族は、狩猟を行う際にその成功を祈念し、シャーマンと呼ばれる祈祷師に儀式を依頼する。また、日常では病人の治療なども頼っていた。派手なペイントが施された木製のマスクは非常に芸術的だと評されるが、ヨーロッパからやって来た人間たちのキリスト教布教により伝統的な踊りは禁止され、マスクは壁にかける芸術品としてのみ扱われるようになってしまった。
9. ナバホの詠唱

アメリカのアリゾナ州を中心に、アメリカ最大の保留地を領有する先住民であるナバホ族は彼らの崇める神に似せて作ったという独特なマスクを着用して儀式を行う。儀式の間、神を真似た男が踊り演じながら祈りや呪文を唱える詠唱(チャント)をすることで物語を伝え悪霊を追い払うための力をもらえるよう精霊たちに助けを求めるのだ。
8. セルクナムの精霊

アルゼンチンとチリに先住していたが、1971年に純血最後の生き残りが亡くなってしまったセルクナム族は、一度見たら忘れられないマスクとボディペイント姿で少年たちに恐怖を克服することを教え、成人男性として迎え入れるためのハインという儀式を行ったという。
無言で立っていたらさぞかし不気味であろうと思う程の出で立ちだが、そのデザイン性はどファッション界に大きな影響を与えている。正式なハインは20世紀初頭に行われたものが最後だとされている。
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