世界の恐ろしくも美しい民族衣装とマスク10選!人類史上最古のマスクの圧倒的不気味さも!
7. アステカの面
強烈なインパクトを与えるこのマスクだが、現存する物のうち一部はアステカの戦士たちが倒した敵の顔の皮をはがして作ったと言われている。作り終えたマスクは寺院へ運ばれ、木や黒曜石などで覆われ、時には歯や目玉で装飾することもあった。これらは芸術品として飾られ、貴族が亡くなった際に遺体に乗せて埋葬することもあった。
6. アサロの泥男
パプアニューギニアを流れるアサロ川流域に住むアサロ族の言い伝えによると、敵対する部族との戦を生き延びた人々がアサロ川の白い泥の中に隠れた後、そのままの姿で村に戻るとその姿を見た敵が恐怖のあまり逃げ出したという。以来、彼らは戦へ出向く時に精霊の顔を模したマスクと白い泥を全身に塗って装飾し備えるのだ。
世にも恐ろしいその姿で敵をパニックに陥れ、武器を使わせるまでもなく戦に勝つ。その姿は神々しくもあるではないか。近年は地元のイベントなどにも参加してその独特なスタイルを世に訴えているため、彼らの文化がすぐに消滅してしまうことはなさそうだ。
5. チベットのシティパティマスク
仏教徒が国民の多くを占めるチベットでは僧侶がカラフルな装束を纏い、祈りや瞑想を踊りで表現する「チャム」が法要で見られる。寺院には数えきれぬ程の様々なマスクが見られるがシティパティマスクはその中でも最も気味が悪いと言われている。しかしこのシティパティは怒りの神と呼ばれるも、チベット仏教の教義を保護する存在であり別名を大黒天といい、財の神や福の神としても崇められている。
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2024.10.02 20:00心霊世界の恐ろしくも美しい民族衣装とマスク10選!人類史上最古のマスクの圧倒的不気味さも!のページです。ファッション、マスク、清水ミロ、習俗、民族、祝祭、衣装などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで