スターチャイルドの頭蓋骨、DNA非人間
「スターチャイルド頭蓋骨」の謎とは? DNA鑑定で“非人間”、宇宙人とのハイブリッドか?
■宇宙人と人間の“ハイブリット・チルドレン”か!?
スターチャイルドの詳細なDNA鑑定は2010年に米国の遺伝学研究室(名称非公開)にて行なわれた。その結果は、スターチャイルドのDNAは人間を含め地球上の生物のどれにも似つかないものであったというのだ。形状としては人間の子どもに一番近いともいえるのだが、56もの塩基対が人間の頭蓋骨とは異なっていたのだ。ちなみにサルの頭蓋骨には人間のものと異なる塩基対は2つしかない。つまりこのスターチャイルドはサルよりも人間とは遠い種の生物であるということになる。
ともあれスターチャイルドの頭蓋骨は人間のものよりはかなり異なる形状をしている。側頭部が奇妙に膨らんでおり、前後の奥行きがなく潰れたように平べったい。眼窩の部分がとても浅く、この形状だとおそらく眼球は固定されていて人間のようには動かないのではないかと考えられるという。
頭蓋骨の後方底部には、大後頭孔(foramen magnum)と呼ばれる延髄から脊髄が通る開口部があるのだが、この穴が人間に比べてセンター寄りにある。またイニオンと呼ばれる人間の後頭部の突起や、眉の奥にある空洞になっている副鼻腔である前頭洞(ぜんとうどう)もスターチャイルドにはないようだ。ある専門家によれば、人間の頭蓋骨と大きく異なる特徴が25あるという。

ロイド・パイ氏によれば、スターチャイルドの頭蓋骨は900年前にやって来た地球外種族が人間の女性との間に子どもを作る試みを行なっていたことの物証になるという。性器の形状が違い過ぎるために性行為は不可能であったため、人工授精などのバイオテクノロジーを使って誕生させたということだ。とはいえ“ハイブリット・チルドレン”説に反対する声も多く、ある科学者にいわせれば、先天性水頭症児の変形した頭蓋骨であるということだ。
日本の昔ばなしである竹取物語の「かぐや姫」は竹から生まれ、最後は月に帰っていくという話だが、スターチャイルドが発見されたこのメキシコの地域でも、天から“星”がやって来て村の女たちを妊娠させ、生まれた子どもが数年後に成長したところで天から迎えが来て帰ってしまったという伝説が残されているという。
もしこの伝説が本当なら、スターチャイルドたちは全員、宇宙へと帰ってしまったのか? 地球に残って子孫を残し“血統”を繋いでいるケースがあるのだろうか? また人類は古代宇宙人により創造されたという「古代宇宙飛行士説」との関係は? ……今後の分析の進展に注目したい。
(文=仲田しんじ)
参考:「EWAO」ほか
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