「スターチャイルド頭蓋骨」の謎とは? DNA鑑定で“非人間”、宇宙人とのハイブリッドか?
謎の頭蓋骨“スターチャイルド”が徐々に解明されつつあるようだ。子どもの頭部であると思われるものの、奇妙に平たいこの頭蓋骨を調べた最新の分析では、スターチャイルドのDNAは完全には人間のものとは一致しないことが判明しているといわれている。母親は人間の女性であることが濃厚なのだが、父親は何らかのまったく別の種族である可能性が高いという。つまり人間と宇宙人との“ハイブリッド・チルドレン”だったということなのだろうか? 今海外メディアで再び注目されているスターチャイルドの謎に迫る!
■謎の頭蓋骨“スターチャイルド”
“スターチャイルド”が発見されたのは1930年代のことである。メキシコ・チワワ州カッパー・キャニオンにほど近い村に住む10代の少女が興味本位でかつての銅の採掘抗に侵入した際、2体分の人骨を発見して掘り起こしたという。そしてその日は2体の頭蓋骨だけを家に持ち帰った。
ちょうどその夜、この地域で局所的集中豪雨が発生し、この採掘抗にも雨水が激しく流れ込み、少女が掘りこした人骨のボディの部分はどこかへ流されてしまったということだ。そして2つの頭蓋骨だけが少女の家の押入れの片隅にずっと取り残されることになる。
時は過ぎてこの元少女の死後、遺品としてこの頭蓋骨が発見され、そのひとつが明らかに子どもの頭蓋骨であったこともあってか、産婦人科の看護師(新生児看護師)のもとへ届けられた。この子どもの頭蓋骨は平べったい形状だったため、何からの奇形であることが見込まれるものであったが、受け取った看護師はこれまでの経験からこの頭蓋骨の形状は決して先天性異常が原因のものではないと判断。そして専門家によって詳しく分析される必要があると訴えたのだ。
そして1999年、この頭蓋骨はアメリカの人類学者で超常現象研究家のロイド・パイ氏とマーク・ビーン氏のもとへ届けられた。ロイド・パイ氏らは、カリフォルニアやロンドンの遺伝子解析企業や化学の専門家の協力を仰いで本格的な分析に乗り出した。この過程でこの奇妙な形状の子どもの頭蓋骨は“スターチャイルド”と呼ばれるようになる。
放射性炭素年代測定ではこの頭蓋骨はおよそ900年前のものであり、そして神経科学と頭蓋骨生理機能学(Craniophysiology)の立場からこの子どもの頭蓋骨を検証した場合、90%の確率で人間の母親と不明な種族の父親との間に生まれたハイブリッドであるという結論が導き出されたというのである。
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