長生きの秘訣はセックスをしないこと! 「死ぬまでSEX」が寿命を縮めていることが科学的に証明

 思想やスタイルとして「太く短い」人生を好む人が全くいないわけでもないが、一般的には、誰しもが長生きを願っていると言い切っても問題ないほど、長寿は全人類共通の望みのひとつであるといえる――。


■長生きの秘密はセックスをしないこと

長生きの秘訣はセックスをしないこと! 「死ぬまでSEX」が寿命を縮めていることが科学的に証明の画像1Mirror」の記事より

 古今東西問わず、不老長寿の夢を探し求めた支配者たちは数多い。その答えのひとつとして、現代科学と医学が探し当てた“健康的に長生きする方法”を英「Mirror」紙がレポートしている。しかし、この長生きの方法には思わぬ犠牲が伴うというのである。

 サプリや運動など、長生きするためのヒントがビジネスとして毎日のようにメディアを賑わせているが、今回のレポートによれば、何も特別なモノは必要ないのだという。あえて言うならば、必要なものは「自制心」とのこと。

 その自制心とは、いかに性欲を抑えるかというものである。そう、科学者たちが提唱している長生きの秘密とは、単に「セックスをしないこと」なのである。セックスをしないほうがいいという今回の説では、なるべくセックスの回数を減らすということではなく、“全くしない”ほうが効果があるということらしい。

 独身と長寿がリンクしているという説は、経験的に認知されてはいる。宗教的な理由でセックスとは無縁の修道女や、生涯独身で過ごすオールドミスなどが、子どもを産み育ててきた女性と比較して若く見えたり、実際に平均寿命も長い傾向にあるようだ。

 そして今回、英・シェフィールド大学の調査チームの実験調査によって明らかになった、「昆虫の体内におけるホルモン生成活動と免疫システムの関連性」を併せて考えれば、いかにセックスが寿命を短くしているかという衝撃的な事実が見えてくる。

■セックスで免疫システムがダメージを受ける?

 熱帯魚や爬虫類、両生類の飼育などで生き餌としてよく見かけるミールワームを使ったシェフィールド大学の実験は、単に交尾し、次世代を残すことに成功したミールワームの成虫(ゴミムシモドキという甲虫)と、交尾をしない成虫の寿命を比較するという単純なものから始まった。

 この実験観察の結果、明らかに交尾をしない成虫群の方が長生きしているという結果が得られたのである。これは、精子や卵子を作り出すためのホルモンが免疫システムに影響を及ぼしており、セックスをすることによって、免疫システム自体に悪影響を与えているという事実を意味していた。

 すると、かつて中国の宦官など去勢された男性は長生きであったという事実からも、男性ホルモンの代表である「テストステロン」が分泌されずにいたため、免疫システムがダメージを受けずに長生きできたという仮説が成り立ってくるのである。

 現時点では、昆虫のホルモンと免疫システムの関連が人間にも当てはまるかどうかは検証中とのことではあるが、生物学的な見地からすれば、関連がまったくないとは言い切れないとのことである。

 確かに長生きはしたい。でもセックスを犠牲にしてまで長生きをする必要はあるのだろうか? 生物の基本に返ってみれば、セックスをして次世代を残すことにこそ、生まれてきた意味があるようにも思えてくる。どちらの生き方を選ぶかは、自分次第なのかもしれない。
(文=高夏五道)


参考:「Mirror」、ほか

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