地球は丸くなく、ジャガイモ型だった!? 実はウソだった科学の常識3つ!
■太陽は黄色や赤ではない
二つ目の常識のウソは、太陽は黄色く燃えているということ。子どもがお絵書きの際に描く太陽は、たいてい黄色やオレンジ色、赤などのクレヨンで描かれているが、実際の太陽の色は黄色でもオレンジ色でも赤でもない。太陽の色は白なのである。
科学的に考えれば、どんな光でもその色はその温度に依存しているといえる。6000度ともいわれる太陽の表面温度では、白色に輝いているのである。それでは、なぜ地表から太陽を見ると、黄色から赤に見えるのであろうか。それは、地球に大気があり、光が大気を通過する際に、波長の短い紫色から緑色の光は大きく回折してしまい、波長の長い黄色から赤の光が地表に届くからなのである。もし、大気のない宇宙空間から太陽を見たら、白く輝く光球に見えるはずである。
■月の裏側はダークサイドではない
三つ目のウソは、月にはダークサイドがあるということ。月は、地球にとって一番身近な天体であるにもかかわらず、いまだに謎だらけの天体であることには間違いないのであるが、月の裏側がダークサイドであるということはない。
月の裏側にはまったく、太陽が当たらないわけではなく、偶然にも月の自転と地球の自転が同調しており、地球から月を見た場合に、いつも同じ面が見えているだけであって、月もちゃんと丸い天体であり、地球から見て裏側にも太陽の光は当たっているのである。
(文=高夏五道)
参考:「EWAO」、ほか
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