NASAによるトラピスト1宇宙人の衝撃予想イメージを世界初公開! 世界的宇宙物理学者が徹底解説

 今月23日未明(日本時間)、NASAが大々的に発表した「系外惑星に関する重大な新事実」。それは、太陽系から水瓶座の方向へ約40光年彼方にある赤色矮星「トラピスト1」に、地球に似た大きさの惑星が7つも存在し、しかもそのうちの3つは地球型の生命体が存在することができる領域(ハビタブルゾーン)に位置しているというものだった。今回の大発見によって私たち人類は、ますます地球が“奇跡の星”などではなかったこと、さらに地球外生命体が存在しないと考えるほうが無理がある、と宇宙観の刷新を迫られている。

NASAによるトラピスト1宇宙人の衝撃予想イメージを世界初公開! 世界的宇宙物理学者が徹底解説の画像1トラピスト1系 画像は「NASA」より引用

 今回「7姉妹(Seven Sisters)」と名づけられた惑星たちは、トラピスト1から近い順にトラピスト1b・c・d・e・f・g・hの番号を付与されている。そのうち、ハビタブルゾーンにあるのは「e・f・g」の3つ。これらの惑星は地球とほぼ同サイズ、かつ岩石から形成されており、水が液体で存在することができる温度が保たれている可能性も高いという。それでは、NASAのジェット推進研究所(JPL)が公開した情報を整理し、これら“第2の地球”候補たちの真の姿に迫ってみよう。


■トラピスト1の“7姉妹”、これまでにわかっている素顔

 まず、トラピスト1の惑星たちは、すべて自転と公転周期が一致している。つまり、地球にとっての月と同様、常にトラピスト1に同じ面を向けているのだ。そのため、これらの惑星には常に昼の領域と、常に夜の領域があることになる。さらに、常に昼間の領域で熱せられた大気と、常に夜の領域で凍てついた大気とが対流することで激しい嵐を引き起こしている可能性もあるという。

動画は「NASA Jet Propulsion Laboratory」より引用

 次に、トラピスト1の惑星たちは、すべて太陽系における太陽~水星間の距離よりも狭い範囲を公転している。トラピスト1 e・f・gの公転周期(1年)は6~12日であり、互いの距離も接近しているため、もしもこれらの惑星に降り立てば、ほかの惑星が大空に巨大なサイズで浮かんでいる光景を見られるという。なお、恒星であるトラピスト1は、地球から見る太陽の6倍程度のサイズで見えるようだ。

NASAによるトラピスト1宇宙人の衝撃予想イメージを世界初公開! 世界的宇宙物理学者が徹底解説の画像2トラピスト1dの地表から見た光景の想像図
画像は「Wikipedia」より引用

 また、トラピスト1の実際の大きさは、木星よりも少しい大きい程度。暗い赤色矮星であるため、7つの惑星における昼の日の光は、まるで夕焼けのような赤やオレンジ色だという。NASAによれば、もしも地球と同じような緑色の植物が生えていたとしても、肉眼にはすべて赤や黒っぽい色に見えるだろうとのこと。

 さて、ここまで整理してみると、トラピスト1の惑星たちは地球によく似ているとはいえ、自然環境など異なる面も多いことがわかるだろう。そこで、やはり一番気になるのは、これらの惑星で育まれている地球外生命体の姿だ。もしもトラピスト1 e・f・gに人類と同レベルの知的生命体が暮らしているとしたら、彼らはいったいどのような姿で、いかなる暮らしを送っているのか? トカナ編集部は、専属アドバイザーである世界的な宇宙物理学者に緊急分析を依頼。ついに、世界で初めて“トラピスト宇宙人”の姿をイラストとして示すことに成功した!

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