朝焼けの空に出現した“トライアングル・フォーメーション”UFOが謎すぎる! 飛行機では説明不能、調査機関もお手上げ=米
■ほとんどのUFOは自然現象、人工物で説明可能……!?
さて、問題の発光体について、飛行機が発する光である可能性は考えにくいと述べたが、飛行機に違いないと考える意見も存在するので紹介しよう。UFOの映像や画像を徹底的に分析し、真相を暴くウェブサイト「ufoofinterest.org」を運営するスコット・ブランドー氏によれば、この発光体はUFOではなく、着陸待機中の飛行機から発せられたものだという。着陸の許可を待ちながら上空を旋回する飛行機は、しばしこのようなフォーメーションを形成するのだという。しかし、明らかに空中に留まっており、とても旋回しているようには見えず、この説には疑問が残るといわざるを得ない。
MUFONのワシントン州地域代表ティム・ワード氏によると、今回のケースは現在も目下調査中であるとのこと。調査の詳細は述べられていないが、まだUFOか否かを判断する段階には至っていないようだ。UFO以外の可能性としては、ドローンのような人工物が考えられそうだが、いずれにせよ決め手に欠いているようだ。
同じくMUFON研究員のロジャー・マーシュ氏は、「多くのUFO目撃情報は自然現象や人工物で説明することができることをお忘れなく」とコメント。過度な期待はしないように、ということだろうか。マーシュ氏が言うように、大量の目撃情報が寄せられるUFOの中で、本物と断定できるものはごくわずかだということは確かだ。この情報過多の時代、個々人が慎重な態度で情報に接し、“本物”を見分ける目を養っていくことが求められているのかもしれない。
それは確かにその通りだが、いずれにしても今回の発光体については、まだ答えが出たわけではない。それこそ、個々人が慎重に吟味し、あらゆる可能性を想定する自由があるのだし、またそうあるべきだ。果たして自然現象や人工物で説明可能なのか? それとも、人類の科学を超越した存在なのだろうか? 今後、新たにどんな意見が出てくるのか、引き続き“トライアングル・フォーメーション”に注目だ。
(坂井学)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊朝焼けの空に出現した“トライアングル・フォーメーション”UFOが謎すぎる! 飛行機では説明不能、調査機関もお手上げ=米のページです。アメリカ、宇宙人、UFO、MUFON、坂井学、ワシントン州、スコット・ブランドー、朝などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで