世界の魚がどんどん小さくなっていることが判明、驚愕のメカニズムとは!? 個体数減少&小型化のダブルパンチで魚食文化滅亡!

 日本人の大好物のひとつ、マグロ。巨大なマグロが並ぶ築地市場のマグロ競りは日本人のみならず、外国人観光客にも大人気だ。だが、もしかすると今後、現在市場に並んでいるような巨大なマグロは希少になるかもしれない。しかもその理由は気候変動だというのだ。サイエンスメディア「Popular Science」が伝えている。

0904fish-1.jpg冷凍マグロのセリの様子。画像は「築地市場」より引用


■小型化の原因とは

 気候変動の影響でマグロのサイズが小さくなるかもしれない――。そんな研究を発表したのは日本財団とカナダのブリティッシュコロンビア大学が共同運営している国際海洋プログラム「ネレウスプログラム」の研究者らだ。実は小さくなる可能性があるのはマグロだけではなく、他の魚類も同様の脅威にさらされているという。気候の変動により海水温の上昇が続いた場合、マグロを含む魚のサイズは20~30%も縮むというのだ。

 なぜ海水温の上昇で魚が小さくなるのか? その理由は海水に含まれる酸素の量にある。酸素のような気体は、温度が低いほど水に溶けやすくなる性質を持っている。南極など、凍りつくような冷たい海が生物に満ち溢れている理由の一つである。だが、海水温が上昇すると海水中に溶け込んでいる酸素の量が減る。そう、魚の小型化の原因は海中の酸素不足である。

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