コロンブスが出会った“マッチョ人魚”からノルウェーの“黒髪人魚”集団まで! 世界中で相次ぐ人魚の目撃談5選

 古くから語り継がれる人魚伝説には、どれも不吉なものが多い。特に西洋では、美しい人魚の歌声が船を難破させる伝説が有名で、ギリシア神話にも“海の魔物”として知られる伝説の半人半魚の生き物・セイレーンが登場する。人魚を空想の生き物とする一方で、何世紀にもわたって人魚の目撃談は尽きない。今回は語り継がれてきた人魚の目撃談5選を紹介しよう。


■コロンブスがカリブ海で目撃した人魚

コロンブスが出会ったマッチョ人魚からノルウェーの黒髪人魚集団まで! 世界中で相次ぐ人魚の目撃談5選の画像1画像は、「Wikipedia」より

 アメリカ大陸を発見したことで知られる、探検家クリストファー・コロンブスは人魚と遭遇したことでも有名。コロンブスはカリブ海に浮かぶイスパニョーラ島付近を航海中に、島の周りを泳ぐ3人の人魚を目撃したと航海日誌に記載している。コロンブスの記録によると、人魚たちは伝説で語られる美しい容姿ではなく、男と見間違えるほど屈強な体格だったとか。コロンブスがマナティーの群れを人魚と勘違いした説も浮上しているが、熟練の航海士がマナティーと女性を見間違えるのか疑問は残る……。

 

■海岸で生魚をむさぼる人魚

コロンブスが出会ったマッチョ人魚からノルウェーの黒髪人魚集団まで! 世界中で相次ぐ人魚の目撃談5選の画像2画像は、「TIMES COLONIST」より

 1967年、カナダ・メイン島では人魚の目撃談が数多く寄せられ、一躍人魚の目撃地として有名になった。フェリーの乗客はある日の夕暮れ時、海岸に腰を下ろしたブロンド美女を目撃。上半身が裸の状態で生魚をむさぼる女性の下半身からは、イルカのような尾びれが生えていたとか……。住民が騒然となる中、翌週には再び同様の目撃情報が寄せられることに。遂に人魚の捜索に乗り出した地元住民は、新聞で情報提供を求めたり約280万円もの懸賞金をかけるなど、あらゆる手段を講じたという。

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