科学者15,000人が連名で地球滅亡を主張「人類は7つの危機に直面している」! 今行動すべき解決策5つとは!?
■地球の未来のための5つのソリューション
問題山積の人類文明ではあるが、明るい希望がまったく無いというわけでもない。人類社会の叡智が結実した例として挙げられるのが、オゾンホールの減少だ。これはひとえに我々が足並みを揃えてオゾン層を破壊する成分の入ったスプレー缶の使用と製造を抑制してきた成果にほかならない。人類は“やればできる”のだ。
1992年以来、我々が成し遂げた“業績”はほかにも極端な絶対的貧困の減少、人口増加地域での出生率の低下、女子教育の普及、再生可能エネルギーの利用拡大などが挙げられる。そして未だ解決できない最大の問題は、やはり環境問題と人口増加の問題だ。人口増加、特に中流層の増加は地球資源の濫用につながり、そのまま環境問題に直結する。
では現状、具体的に我々には何ができるのか。研究では5つの解決策が紹介・解説されている。
1. 地球上のシステムの健全性を回復させて保護するため、環境に有害な活動をコントロール下に置く必要がある
化石燃料の使用による温室効果ガスの排出と大気と水の汚染を減らすためには、やはりドラスティックな社会の再エネルギー化が求められている。これはまず、実施が比較的容易な第三世界の小規模なニーズに適合した再生エネルギー供給体制の開発を優先する。そしてもちろん、森林伐採、農地の喪失、陸と海の植物種と動物種の消失を食い止めなければならない。
2. 人類の暮らしに不可欠な資源を、より効果的に管理しなければならない
資源の保存活動やリサイクルの拡大など、エネルギー、水などの効率的な利用を最優先にしなければならない。
3. 人口増加の抑止
国家には社会的成熟および経済的な向上が求められていることと、効果的かつ自主的な家族計画が必要とされていることを世界で広く共有することで、人口増加の抑止が可能となる。
4. 貧困の撲滅
「我々は壮大で夢のあるゴールを設定するべきだと絶対に信じています。2030年までに、少なくとも半分の貧困を撲滅しましょう」とコロンビア大学地球研究所長のジェフリー・サックス氏は語る。
5. 男女平等の完全実施と女性による出産管理の権利保証
「女性と女子が教育を受けるにつれ、子どもの数は少なくなり、子ども1人あたりのリソースが増えるので、ケアが行き届き教育的成功がもたらされます。科学教育においては、世界中の女性や女子をできるだけ早く最善の方法で教育して、有望な人材を増やしていきたいです」と科学教育者でテレビ司会者のビル・ナイ氏は語る。
徹底した社会の省エネ化、そして人口増加の待ったなしの抑制が求められている。この機会に個人レベルで何ができるのかを考えてみてもよいのだろう。
参考:「Big Think」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊科学者15,000人が連名で地球滅亡を主張「人類は7つの危機に直面している」! 今行動すべき解決策5つとは!?のページです。環境、エネルギー、仲田しんじ、汚染、温暖化、貧困、資源、生物多様性、気候変動、人口爆発、温室効果ガスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで