沖縄・石垣島は「ドラッグの聖地」だった! コミューン内ではマジックマッシュルームの自給自足も…徹底取材!
今から10年以上前、石垣島では大規模な捜査・摘発が行われている。島の西部にあるプライベート・ビーチでトランス・パーティーが行われていたとき、マリファナを所持していた20代の若者が逮捕された。しかし、実際のところ警察による取り締まりは、あまりうまくいっていないようだ。20代半ばのフリーターは、警察の捜査方法をあざ笑うかのように話す。
「どこから見ても刑事としか見えない人たちがキャンプ場に紛れ込んでいたことがあります。テントを張っているんですが、振る舞いがおかしいんです。キャンパーや旅行者だったら、みんなで一緒に食事を作ったり、島の散策に行ったりするんですが、誰も輪の中に入って来ないんです。テントの中から周りの様子を伺っているんですよね。もうバレバレです。本当にバカですよね(笑)」
また、“この道10年以上”という30代後半のキャンパーも、次のように話す。
「僕のテントの近くには、様子のおかしな青年がいましたね。『(マジック・)マッシュルームを採りに行こう!』と言っても、話に乗って来ないんです。ある晩、みんなで問いつめたんです。そのときは、必死になって否定していたんですが、朝になるとテントはありませんでした。警察が内偵捜査をしていたんでしょうね!(笑)」
石垣島では、毎年、3月下旬に海開きが行われている。その頃から観光客が増えるのだが、マジックマッシュルームを採る行為は、1年を通して行われている。連帯感の強いキャンパーやフリーターなどにとって、石垣島は、『ドラッグの聖地』であることに変わりはない。
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