チャンス大城が暴露した超ヤバい話5つ「内蔵逆位」「西成の恐怖バイト」「尼崎のド底辺時代」インタビュー
■本当の妖精は可愛らしくない
チャンス そうなんですよ。野口さんという友達の親が霊媒師をやっていて、野口さん自身も霊感強い人だったんです。
真冬に、そんな野口さんの家に遊びに行った時、食卓で2人でしゃべってたんですよ。そしたらなぜか台所の窓が少しだけ開いていて。「真冬やのに、なんで窓開いてんのかな?」って思ってたら、10センチくらいの小さいものがいくつもシュッ、シュッて素早く外に出て行くのが見えたんです。
それで野口さんに「何あれ?」って聞いたら、「ああ、お前にも見えるのか。あれ、妖精だよ」って。妖精って何やねんって思ってたら、そのとき、小さいものがピタッと動きを止めたんです。それを見たら、もう、こんな怒り顔でこっちをにらんでいて、めちゃくちゃ怖いんですよ! 悪魔みたいな感じなんです。
野口さんの話によると、妖精は本当はこんな感じらしいんです。僕らのイメージだと、小さくてかわいらしくて、羽根が生えていて……みたいなのじゃないですか。でも、あれは人間が想像で勝手に作ったもので、実際にはめっちゃ怖いんですよ。あいつと目が合ったとき、ホンマに震えましたよ。
■緑色の悪魔「ピーター」との出会い
――妖精だけじゃなくて、悪魔も見たことがあるとか……。
チャンス はい、それも野口さんの家にいるときです。野口さんが彼女を迎えに行っている間、1人で酒飲んで待っていたんですよ。なにげなく冷蔵庫の上をパッと見たら、そこに50センチくらいの、全身緑色で、角が生えて鉄のとがった棒を持っているやつが、あぐらかいて、いかつい顔でこっちを見てまして。
「お前、誰やねん?」って聞いたら、低い声で「ピーターや」って。ピーターっていう名前の悪魔やったんですよ! あれはビックリしたなあ……。
その後、別の日に、野口さんの家で別の同級生と野口さんと3人で飲む機会があったんです。そしたら、そのときに限って僕が2杯目くらいでフラフラになって、倒れそうになってしまいまして。あれ、俺こんな酒弱かったかな、って。
その時、同級生のやつが僕の左肩を触ったら「バチバチバチ!」って静電気みたいなのを感じて、触れないって言うんですよ。そこで野口さんが、「ああ、これは取り憑いてるなあ。ちょっと見てやるわ」って言ってくれて。
僕の左肩を触りながら、お経みたいなのを詠み始めたんですよ。そのうちに野口さんが「あれ?」とか首をひねり出して。何かに気付いた野口さんが、僕の左肩に向かって叫んだんです。
「お前、ピーターやないか!」
あのピーターがまた憑いとったんです。野口さんの家は他にもいろいろおかしいことがありましたよ。便所でおばあちゃんの声が聞こえたり、階段の下にひろしくんっていう子供の霊がいたり。笠をかぶったお坊さんの霊が大勢通るのを見たこともありますし。家がちょうど「霊道」っていう霊の通り道になっていたらしくて、不思議なことはたくさんありましたね。
■チャンス大城
兵庫県尼崎市出身。大阪NSC出身で8期生・13期生である。同期には千原兄弟・バッファロー吾郎・FUJIWARAなどがいる。心臓が右にある。バンド「全日本プレス加工」では、ギターを担当している。
・チャンス大城のブログ
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2024.10.02 20:00心霊チャンス大城が暴露した超ヤバい話5つ「内蔵逆位」「西成の恐怖バイト」「尼崎のド底辺時代」インタビューのページです。ラリー遠田、チャンス大城、サイキック芸人キックなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで