アレフ元信者の画家・太久磨が描き続ける「自画像としての植物」がヤバすぎる! 修行と超絶神秘体験による最尖端アウトサイダーアートを語る!

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 1986年、香川県に生まれた太久磨は、小学生の頃から漫画家やアニメーターを目指して絵を描き始め、15歳頃からは自身の顔を描く自画像制作に没頭していた。中学卒業後に上京するも、挫折を味わい、やがてゴッホに憧れ油絵を描くように。そして22歳のある日、上野公園でデッサンをしていると、元気な青年が声をかけてきた。ヨガ教室の勧誘だった。

「話を聞いてみると、原始ヨガというもので、仏教の勉強までしているということで、本格的だなと思いました。僕は子どもの頃からアトピーがなかなか治らなくて、ずっと治したかったんですけど、ある時読んだ中村天風(日本初のヨガ行者で思想家)の本に、インドの山奥でヨガの修行をしたら病気が治ったと書いてあって。病気ってそこまでしないと治らないんだなーと思ったんです」

 詳細は聞かされないままヨガ教室を訪れ、その正体がオウム真理教の後続団体であるアレフだと知ることになる。

「オウム真理教の事件のことは、小学校中学年の頃にニュースで見たりして知ってはいました。普通は『気持ち悪い』とか『許せない』って思うだろうし、さすがに麻原彰晃の映像を見せられた時は抵抗もあったんですが、ただ仏教についてなど、なかなかいいことも言ってるんですよ。信徒にもクンダリーニ・ヨガの師と呼ばれる達人がいたり、みんな真面目で優しかったりして、自分の持っていたイメージとのギャップが大きくて、『意外と大丈夫じゃん、自分が誤解してたんだ』と。嫌悪感がだんだんなくなっていくというか、道場に行くことが安らぎみたいに感じるようになりました。ヨガや仏教について学んでいくうちに、自分の中にあった恨みとか憎しみ、怒りなどを改めていくことができて、そういう心の変化がうれしかったですね」

太久磨作品集 (自画像としての植物)

画集でも堪能できる超絶アウトサイダーアート

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