アレフ元信者の画家・太久磨が描き続ける「自画像としての植物」がヤバすぎる! 修行と超絶神秘体験による最尖端アウトサイダーアートを語る!
毎日仕事終わりに道場へ通い、信徒として修行を続けたというが、その修行は具体的にどういうものだったのだろうか。
「マントラ(真言)を唱えるのは基本ですね。グル(教祖)に対して『帰依します』というような意味の言葉を自分は30万回。なかには生きてる間に1千万回、1億回唱えるという目標を持っている人もいます。あとは、起立してから身を投げ出すようにして礼拝する立位礼拝という五体投地のようなことをしたり。食事は『オウム食』という、根菜類の野菜を鍋に入れただけみたいなものでした」
一時は出家を目指して修行に励んでいたにもかかわらず、6年で脱会したのはなぜだったのか。
「端的に言えば、目標を失って修行ができなくなったんです。まず、健康になった。やっぱり真面目に修行をやると体調が良くなるんですよね。これをやれば病気がすぐ治るということでもなくて、信じた人だけが治るっていう感じなんですけど。僕みたいに馬鹿真面目にやった人ってあんまりいないと思うんですよ。アトピーの人も何人か知ってますけど、治ってなかった。修行が甘いんですね。あとは、出家となると条件が厳しくて、なかなかクリアできそうもなかった。修行は解脱とか悟りとかを目指して、行くところまで行くっていうんですかね、狂うか悟るかみたいなところがあるので、自分がそこまで求めているかというと、そうではないなと。それから、麻原彰晃に対しても段々疑念が生まれてきていました。しかも親にバレて、やめて欲しいと言われて、そういう人間関係の義理みたいなものもあったし、30歳になろうとしているタイミングで、人生このままでいいのかと悩んだり。いろんな理由がありました」
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2024.10.02 20:00心霊アレフ元信者の画家・太久磨が描き続ける「自画像としての植物」がヤバすぎる! 修行と超絶神秘体験による最尖端アウトサイダーアートを語る!のページです。オウム真理教、ゴッホ、アレフ、櫛野展正、自画像、クシノテラス、アウトサイダーアート、マントラ、太久磨などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで