脳が悶絶する哲学パラドックス5選! 永遠に手に入らないソーダ、真実なら嘘で嘘なら真実… なぜ?【超難問】
数世紀にわたり人々を困惑させるパラドックス。古代の哲学者たちはなぜこんなにも複雑な問題を考えたのだろうか。今回は哲学界の超難問とそのパラドックスを5つ紹介しよう。
■禿げの基準は紀元前4世紀から考えられていた
紀元前4世紀、エウブリデスと言う男は、「The Heap」(ヒープ)と呼ばれるパラドックスを思いついた。ヒープは別名「ソリテス・パラドックス」ともいわれており、“度合い”についての古典的なパラドックスとしては最も早く誕生している。
男性の頭に髪の毛が1本もない時、我々は「禿げている」と思う。しかし10,000本の毛があれば「禿げている」とは思わないだろう。では、髪の毛が0本の「禿げている」男性に、1本だけ髪の毛を追加してみたらどうだろう。まだこの男性は明らかに「禿げている」と思われるはずだ。では、さらに1,000本の髪の毛を追加するとしたら? 先ほどよりもずっと多くの髪の毛があるが、頭皮は見えてしまっている。この時、男性は「禿げている」か「禿げていない」のどちらになるだろう。
1粒の穀物を見て「山のように盛られた小麦粉」を考える人はいない。2粒に増えてもまだ「山のように盛られた小麦粉」とは考えないはずだ。1粒ずつ足していくと、いつまでたっても「山のよう」にはならないように思えてしまう。しかし、どこかの時点で小麦粉は「山のよう」な状態になるはず。髪の毛もどこまでが「禿げていない」と言えて、どこからが「禿げている」になるのだろうか。
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