茨城県の「死者の顔が次々と浮かび上がる石碑」を徹底取材! 古井戸で死んだ少女の霊か… 霊障の危険も!
最初に気がついたのは、近所に住んでいる小学生の女の子だった。その噂は、口コミで拡がり、15年くらい前には、1日に5~6千人もの見物客が押し寄せるようになった。しかし、時間の経過とともに騒ぎは沈静化に向かった。ところが地元の人の話によると、去年の暮れから再び人の顔が浮かびあがるようになったという。その中でも、一番多く見られるのが長い髪をしている女の子だ。深層を探るべく聞き込みを続けていると、80代後半くらいの老婆から驚くべき話を聞かされた。
「人が大勢押し寄せていた頃、私は、30歳くらいの女性と、5歳くらいになる女の子の顔を見たことがあります。特に、夕方5時くらいになると、かなりはっきりと見えました。その顔は、白っぽいのですが、闇が深くなってくるにしたがってくっきりと見えてくるのです。不思議ですね。実は、気になることがあるのですが、5歳くらいになる女の子は、竹藪の中にあった古井戸に落ちて亡くなったしのぶちゃんに良く似ているんです。亡くなった主人も、同じことを言っていました……」
この老婆は、15年くらい前のことでもハッキリと覚えていた。聞き込みを続けていると、地元の心霊研究家のA氏(48)にも会うことができた。
「私も10年くらい前からウォッチングを続けています。長い髪をしている小さな女の子や30代半ばくらいの女性は、良く浮かび上がっていますね。昼間より夜の方が良く見ることができます。最もその顔がハッキリと見えるのは、午前2時から3時頃にかけてでしょう。満月の晩なんか、輝いているようにも見えます。それから、牛乳瓶を持った小学校3年生くらいの男の子の顔が浮かび上がることもあります。この子だけは、例外で、牛乳を飲んでいたかと思うとコッペパンを食べたりしています。その動きは緩慢ですが、1時間くらい見ていると分かります。昔、この近くに住んでいた男の子の霊だという話もあります。怖いですね……」
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2024.10.02 20:00心霊茨城県の「死者の顔が次々と浮かび上がる石碑」を徹底取材! 古井戸で死んだ少女の霊か… 霊障の危険も!のページです。心霊、少女、茨城県、小倉門司太郎、不動明王、石碑などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで