最凶のセックス・グル「教祖・ラジニーシ」のカルトぶりがヤバい! ロールスロイス93台所有、笑気ガス、生物兵器…まるでオウム!
ラジニーシ(Rajneesh)は、本名チャンドラ・モハン・ジャインで、1931年にインド北部のクチワダに生まれた。彼は1970年にインドのプネーで、スピリチュアリズムを教える哲学の講師となり、1974年にはその地に瞑想センターを開いた。
■ニューエイジ・セックスカルト教祖ラジニーシとは?
その後1981年に米国に渡りオレゴン州に巨大なコミューンを建設、ニューエイジのセックスカルトの教祖となった。それはフリー・ラブ、新しい瞑想テクニックを標榜する全く風変わりなカルトで、彼は「セックス・グル」「タントラマスター」などと称された。しかし彼の最も有名な呼び名は、「ロールスロイス・グル」だ。彼は93台ものロールスロイスを所有していた。
ラジニーシには、有名な英国のジャーナリスト、バーナード・ラヴィンや映画スターのテレンス・スタンプをはじめ、世界中で何万人もの信者がいた。その多くは、中産階級のありふれた価値観に嫌気がさした教育レベルの高い人々であった。
人々はインドで新しい価値観と啓発を求め、その後オレゴンのコミューンにラジニーシの信者として移住した。信者の中には配偶者や子どもを捨てた者もおり、またほとんどの信者は財産を全てラジニーシに寄付した。ラジニーシが巨万の富を蓄えられたのも、そのためである。
■ラジニーシの教えとは?
ラジニーシは、自分の教えは東洋の神秘主義と西洋の心理学を結合した新しいものだと語った。
彼はポップ・サイコロジー(大衆向け心理学)、古代インド学、資本主義、性への寛容性を説き、同時に「プレイボーイ」誌から集めた性的なジョークも交え、信者を笑わせた。彼の「ダイナミック・メディテーション」では、ポップミュージックが流され、参加者は目を閉じて熱狂的に叫び、踊り、飛び跳ねた。
そしてラジニーシは、性的エネルギーの抑圧が心理的な問題の最たる原因であると唱えた。彼の哲学の中核となるのはセックスで、たくさんのセックス――それもできるだけ多くのパートナーと――が大事だと唱えた。
また彼は一夫一妻制は不自然であり、14歳からはパートナー交換を含んだ無制限の性交をするべきだと提唱していた。
大きく強い眼差しを持ったラジニーシは非常にカリスマ性があり、彼の話を聞くためにスタジアムに集まった信者は2万人にものぼった。彼の信者の多くは、彼が第二の仏陀になると信じていた。
しかしラジニーシは、禁欲的な修行者ではなかった。彼はロールスロイスだけでなく、高価なジュエリーやダイヤモンド付きのロレックスも大好きで数多く集めた。
彼は裕福な西洋人をプネーの瞑想所に誘い込み、「私に降伏しなさい。私があなたを生まれ変わらせる」と描かれた巨大な垂れ幕の前で教義を授けた。彼がグループ療法のために請求する料金はとても高額で、一部の女性信者たちは売春してお金を作った。そして、後のオレゴンのコミューンにも多くの外国人信者がいたが、彼らは米国人の信者と偽装結婚し、米国にとどまっていた。
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2024.10.02 20:00心霊最凶のセックス・グル「教祖・ラジニーシ」のカルトぶりがヤバい! ロールスロイス93台所有、笑気ガス、生物兵器…まるでオウム!のページです。ニューエイジ、カルト、セックス、新興宗教、三橋ココ、コミューン、ラジニーシなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで