家にテレビがない高樹沙耶、現在を語る! 大麻と大麻運動、『相棒』降板の真実、石垣島と豚足…!
●「相棒」の降板は今でも本当に複雑な気持ちでいっぱいですね!(高樹)
石丸 芸能界に戻りたい気持ちはありますか?女優に復帰したいとか。
高樹 環境問題に真剣に取り組み始めてから扱いにくいタレントになっていたとは思います。きわめつけは相棒の降板、大麻の法改正で参院選に出る・・・とか。
石丸 というのは?
高樹 311の原発事故は起こってはいけないことが起きたと・・・もう日本が終了するくらいの出来事だと、東京は人が住むには危険な場所になるとその時、私は判断した。私の仕事はあくまで娯楽産業な訳で…、こんな一大事に娯楽なんてやってる場合でないと、そして千葉でのエコライフももう持続不可能だと判断して石垣移住を決めた。
石丸 あの時は多かれ少なかれ皆パニックになりました。
高樹 でもやっぱりチームで取り組んでいたドラマを放り出してしまったことは、大麻で法律をおかしたように、芸能界のルールを守らなかったってことですよね。それで、「お前なんか二度と使いたくない」と言われたら、「ごめんなさい」としか言いようありませんけど。あれから7年経ちましたが、原発に関しては私は相変わらず危険だと思うし、大麻についても世界で変わってきているわけですから、有効利用すればいいと思う。こうした意見を持つものがテレビに出ることが困難なら仕方がないと思うけど、もし私にメディアですべき事があり、必要としてくださるなら喜んで出させていただきます!
石丸 「原発に対して反対の意見を持つとテレビに出られない」のではなくて、意見の表明の仕方だと思いますよ。原発に対する色々な意見を持っている人が、テレビには出ていると思います。きっとこれこら、映画のスクリーンや舞台や、あるいはテレビドラマやラジオでも、いろんな経験をした高樹さんならではの役で、きっとメディアから求められると思います。
――ということで石垣島⇄東京を結んだ対話は、敢行された。大麻! 原発! メディア批判! 今日も高樹沙耶さんの舌鋒は鋭い。次回を待て! 合言葉は……「頑張れ日本!」
◎石丸元章(いしまる・げんしょう)
1965年8月9日、千葉県生まれ。作家、ライター。高校在学中にライターデビュー、人面犬ブームの仕掛け人。著書に『スピード』『アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所』『平壌ハイ』『神風』(すべて、文春文庫)など多数。近作に『霊園にて- bpm198』(東京キララ社「ヴァイナル文學選書 第一弾」)
・@chemical999
◎高樹沙耶(たかぎ・さや)
1963年8月21日、静岡県生まれ。元女優、元作詞家、石垣島のキャンピングロッジ 「虹の豆」オーナー。1983年に主演映画『沙耶のいる透視図』で女優デビュー、映画&ドラマシリーズ『相棒』ほか、数多くの作品に出演、人気を呼ぶ。著書に『贅沢な暮らし—衣食住が育む「心のラグジュアリー」』(エクスナレッジ)、『ホーリープラント 聖なる暮らし』(明窓出版)ほか
・https://www.facebook.com/nijinomame/
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2024.10.02 20:00心霊家にテレビがない高樹沙耶、現在を語る! 大麻と大麻運動、『相棒』降板の真実、石垣島と豚足…!のページです。高樹沙耶、大麻、石丸元章、石垣島、高樹沙耶のいる未来などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで