「こんな集落があったとは…」世界遺産・長崎の歴史に衝撃的新事実! 隠れキリシタンの末裔も驚愕した“聖マリア像”とは?
2015年7月、軍艦島(長崎県長崎市端島)が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されると、長崎市には大勢の観光客がやって来るようになった。今や、ユネスコの世界文化遺産登録は、観光客誘致の鍵となっているが、今年6月末には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県の12資産)が世界文化遺産に登録された。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」というのは、長崎地方の潜伏キリシタンが、その禁教期に密かに信仰を続ける中で育んだ、宗教に関する文化的な伝統を物語るものだ。これは、12の構成資産によって成り立っており、そこには、大浦天主堂(長崎市)や外海の出津集落(同)、大野集落(同)などが含まれている。
ユネスコは、毎年、各国から提出される世界遺産登録推薦書を諮問機関のひとつであるイコモス(国際記念物遺跡会議)に送っている。イコモスは、それを受けて実際に現地に赴き、厳格な調査を行うなどして、ユネスコに答申をしている。イコモスは、文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)であることから、世界の歴史的な記念物(あるいは、歴史的建造物)及び、遺跡の保存に携わっている。今回の登録に向けては、イコモスがアドバイザーとしての役割も果たしている。
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2024.10.02 20:00心霊「こんな集落があったとは…」世界遺産・長崎の歴史に衝撃的新事実! 隠れキリシタンの末裔も驚愕した“聖マリア像”とは?のページです。世界遺産、長崎、小倉門司太郎、マリア像、天草、野崎島、キリシタンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで