2つの頭と口、4つの目… 突然変異の奇形ウシが中国で大人気に！ 世界各国で双頭ウシの誕生相次ぐ異常事態、原因は○○か!?

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やはりこうして見ると特異である事に変わりはない。　「Mirror」の記事より

■実は多い!? 2つの頭を持って生まれた牛たち!!

　今回お伝えした陝西省で生まれた仔牛の他にも、中国北東部で2014年に同じようなケースが報じられている。このような2つの頭を持った動物や人間の報道は中国に限らず世界中から寄せられるが、その中でも牛に関する報道は一番多いのではないだろうか。

　例を挙げると2015年5月1日付の英紙「Daily Mail」ではフロリダの農場で2つの頭を持った仔牛が生まれ、40日間生きたと報じられている。また2016年5月にはインド北部の村で生まれた双頭の仔牛が、牛を崇める人々から「奇跡だ」と祀られていたと「Mirror」によって報じられている。

　そして2016年9月20日付の英紙「Daily Mail」ではアメリカ・ケンタッキー州の農場で生まれ、ラッキーという名前で呼ばれた仔牛がやはり双頭だと報じられた。ラッキーは後に動画投稿サイトで話題となり、双頭の牛では最長なのではないかと言われる108日でその人生を終えたと報じられている。ラッキーを除いて全ての仔牛たちは立つことすらできなかった。

　これらの仔牛たちは近親交配が増えた結果ではないかと考える獣医もいるようだが、真因は定かではない。このように映像などを通して見ると気の毒に思う半面、長生きできたとして彼らの未来はどうなるのだろうかとも……。そんな複雑な思いで購入した牛肉のパックを手にするのだった。

参考：「Mirror」、「Daily Mail」、ほか

文＝清水ミロ

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