「地球のマントルに知的生命体が存在」スノーデンの地底人発言と法華経予言! いよいよ出現か…ブッダとUFOと宇宙人の謎!
■まるで『未知との遭遇』のワンシーンのような法華経の場面
さて、その摩訶不思議な記述を紹介しよう。
第10「法師品」(ほっしほん)において、釈迦牟尼如来(ブッダ)は、特定の菩薩のみならず、さまざまな階層の人々(鬼霊も含め)に向かって、繰り返し「未来世において必ずや如来となる」という予言をするようになる。そして、ブッダ入滅後の末法において誰が経典を広めていくのかというテーマになっていく。それが「法師」、端的には「教えを説く人」である。どんな迫害にあっても教えを説き、守り抜け、という激励が行われる。
第11「見宝塔品」(けんほうとうほん)に入ると、突然、巨大な色とりどりの美しい宝塔が地中から出現し、空中に静止する。ただし、高さと幅の比が2:1なので、巨大だが短躯の「塔」である。無数の宝石の環があり、鈴が吊るされている。そして、その宝塔から「素晴らしい、その通りだ」とブッダと法華経を褒め称える大音声がする。
その声の主が「多宝如来」(プラブータ・ラトナ=「多くの宝玉」の意)。漢語文では、多宝如来は、大昔からある東方へ千万億の59乗の世界を超えたところにある法浄国の如来。ただ、原典ではそれが東方ではなく「下方」と記されており、「ラトナ・ヴィシュッダ」(宝玉によって清浄な国土)と呼ばれる。
その「多宝如来」は、太古の過去世において法華経の経説を聴くことで完全なる悟りに達しており、それゆえに大宝塔を建立した存在とされる。彼はブッダと法華経の正しさを証言するために、この巨大宝塔とともにやって来たのだった。
この多宝如来と釈迦牟尼如来にはある約束事があった。それは彼が出現する時、ブッダが全宇宙に派遣している法華経伝道の分身如来を呼び戻すことである。
“娑婆世界”が一挙に浄化されるとともに、彼らがこの場に参集し始めた。だが、娑婆世界だけでは足りないので、周辺八方の二百万億の世界も浄化された。
こうして無数の如来たちが各自の席に坐ると、ブッダは空中に立ち、巨大宝塔の扉を開いた。中には身体のやや衰えた「多宝如来」が坐っていた。彼はブッダを褒めたたえ、席を半分ゆずった。ブッダは坐った。こうして、空中に浮かぶ巨大宝塔の真ん中に二人が並んで坐った。ブッダは再び説法を始めた。
■地涌の菩薩(じゆのぼさつ)とは何者なのか?
その後、ブッダ入滅後の末法の悪世と人心荒廃ぶりが語られ、まさに教えが滅びようとする時代にあって、法華経の求法者を迫害する者たちと、彼らが守るべき四つの戒めなどが語られる。むろん、菩薩たちは大難を覚悟しての布教を固く誓う。
さて、ここから地底人や地底文明を彷彿とさせる記述が登場する。
第15「従地湧出品」(じゅうじゆじゅつほん)だ。
突然、大地の至る所に亀裂が走った。そこから無数の、それこそ幾千万億という求法者の大集団が出現し、次々と空中にとどまった。
彼らの身体はみな金色で、偉人が持つとされる32の特徴を備えていた。そして、釈迦牟尼如来と多宝如来を礼拝し、ブッダの分身たる如来たちにも礼拝した。
しかも、驚くべきことに、一人ひとりが偉大な聖仙で、大神通力と前世の記憶を持ち、多数の随伴者を連れ、見た目も美しい。これが「地涌の菩薩」である。
先に参集していた如来たちが、「こんな様子はいまだかつて見たことがない。彼らは何者で、どこからの来たのか?」と、不思議に思ったのも無理はない。ブッダはみんなの疑問に次のように応える。
「此諸菩薩。皆於是。娑婆世界之下。此界虚空中住。」(漢文)
「これらの求法者たちはこの世界の大地の下にある中空の世界の境域に住んでいる」(サンスクリット原典現代語訳)
大地から出現した無数の菩薩たちは「地下の虚空界」の住人だった! 彼らもまた、かつてブッダが仏の教えに到達できるように教化した者たちだ。彼らは神々と人間の近くには寄らず、隠棲し、仏の知恵に没頭している。彼らこそブッダ入滅後の末法において法華経を真に託された者たちだった。
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2024.10.02 20:00心霊「地球のマントルに知的生命体が存在」スノーデンの地底人発言と法華経予言! いよいよ出現か…ブッダとUFOと宇宙人の謎!のページです。宇宙人、地底人、エドワード・スノーデン、ブッダ、法華経などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで