命懸けで撮影した「90年代パリの街娼」貴重写真を公開! スタイル抜群ミニスカ若娘たちの姿とは!?
「花の都パリ」。世界中から観光客がやって来る街は、とても華やかだ。街の中心には、セーヌ川が流れ、そのほとりには、数多くのカップルが集まる。
パリの市街を流れるセーヌ川は、フランスではロワール川に続く第2の長さとなっている。シェリー橋からサン・ルイ島に架かるイエナ橋までの8kmの河岸は、1991年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されたこともあり、ここで半日を過ごす人たちも多い。パリで最も美しいとされているアレクサンドル3世橋は、いつも大勢の人たちでにぎわっている。そして、セーヌ川に浮かぶクルーズ船は、いつも満席だ。
パリにやって来る観光客の多くは、シャンゼリゼ大通りや凱旋門、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔などといった観光地を回り、ルーヴル美術館やオペラ座などに足を運ぶ。そして、オシャレなオープンカフェやアンティーク雑貨を扱っているパッサージュで時間を過ごしながら、パリジャン気分を味わう。
とりわけ女性に人気があるのが、1979年にユネスコの世界文化遺産に登録されたヴェルサイユ宮殿だ。ルイ14世が建設した宮殿であり、王室の栄華をしのばせる世界一華麗な建造物として知られている。他の建築様式とは一味違うバロック様式の建造物は、誰もがその美しさに魅了されてしまう。パリの南西22キロのところに位置している。
これほどまでに魅力溢れるパリだが、実は、日本人観光客には知られていない一面がある。パリ市内を縦横無尽に走るメトロ(地下鉄)が終電を迎える頃、いくつかの駅の近くに黒人の街娼が姿を現すのだ。時間にすると午前1時頃になる。パリ在住のコンゴ人J氏とその様子を見に行った。
「ヲイ、ヲィ、ヲイ。いるじゃないか。あそこもここにも。ぅあ、あそこには、まだ若いの2人。今夜は、いいねぇ~」(コンゴ人J氏)
パリに来て2~3年になるコンゴ人J氏は、かなり興奮している。彼からすれば、普段見慣れているような光景なのだが、我々の方から「パリ裏観光に行こう!」と誘ったので、探検モードに入っている。車のハンドルは、彼が握っている。
「ヲイ、ヲィ、ヲイ。あそこ、あそこ。スゲェ、スタイルいい。早く撮れ。シャッターチャンスだ。ぉーーー。寒いのにミニスカ。タマラン!!」(コンゴ人J氏)
コンゴ人J氏は、必要以上に興奮している。そのとき、パリに長く滞在している日本人の友人は、車の後部座席に座ってマシンガンのようにシャッターを切っていた。カメラにつけているのは、写真週刊誌のカメラマンが使うような望遠レンズだ。女の子たちが立っているところは、かなり暗かったがそれでも構わずシャッターを切っていた。ストロボは使っていない。女衒などに見つかったら、車から引きずり降ろされる可能性があるからだ。
「ウォゥ、ウォゥ、ウォゥ。おれ、もうダメ。車そこ置く。ちょっとカネ貸して。行ってくるから!!」(コンゴ人J氏)
コンゴ人J氏は、イキナリ路地の奥に車を停めると、女の子たちの方に行ってしまった。そして、1時間経たないうちに戻って来た。
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