中国が不可能レベルの「殺人ビーム衛星」を開発中!
中国が不可能レベルの「殺人ビーム衛星」を開発中! “海中が透明になる”…日本の潜水艦も瞬殺、南シナ海制圧へ!

戦争の舞台が地上から宇宙空間へシフトしつつある。米露中はすでに宇宙兵器の開発に乗り出しているとの噂もあるが、ここに来て、中国が殺人衛星を開発していることが明らかになった。
中国紙「South China Morning Post」(8月1日付)によると、今年5月、中国の青島海洋科学・技術国家実験室が、「观澜計画」を発表。その目的は、対潜水艦人工衛星を開発し、中国による世界の海の監視を強化することだという。

同計画は、中国国内20の研究所や大学が共同で研究を進めており、計画通りの人工衛星が実現した場合、「海中は透明になる」という。潜水艦の動きが丸分かりになるということだ。
多くの潜水艦は水深500m以下で航行するのが普通だが、太陽光は水深200mまでしか届かず、それより深い場所を探知するためにはレーザーを使用した「ライダー(LIDAR)」が必要となる。

LIDARは過去半世紀にわたって研究・開発されてきたが、潜水艦の検知に十分なものはまだ存在しない。雲、霧、海水の透明度、魚や鯨といった海中生物の影響を受ける上、レーザーそのものの精度も高くなく、実現までには幾つもの困難を越えて行く必要があるという。
これまで米国やロシアがLIDARの開発に取り組んできたが、水深100m~200m以下までの測定しかできていない。そのため、中国科学院上海光学精密機械研究所のLIDAR研究者は、观澜計画を「不可能なミッション」とまで評しているが……。

南シナ海をはじめとして、中国は海洋覇権の完全な掌握を目論んでいることは周知のとおりだ。恐ろしいことに、現在、中国は2020年の完成を目処に、既存機の1000倍も早いスーパーコンピューター「Deep Blue Brain」も開発中だとも言われている。完成後は海洋情報を分析し、天気予報の精度を向上させるために使用されるとのことだが、海洋覇権掌握のための駒の1つであることは間違いないだろう。
だが、「JBPRESS」(9月6日付)によると、つけいる隙がないように見える中国海軍の南シナ海戦略にも、大きな弱点があるという。それが、対潜水艦能力だ。すると、今回の計画はその弱点を補うためのプランだと考えて良いだろう。
ということは、このまま中国の対潜水艦能力が世界トップレベルまで引き上げられてしまえば、中国の海洋覇権は磐石となる。その先には、日本の侵略プランも見えてくるだろう。中国に圧倒的な差をつけられている日本のこの先が思いやられるが、いずれにしろ、今後さらに、中国の動向には注意の目を向けていく必要があるだろう。
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