史上最も環境破壊した男、トマス・ミジリーの罪深き生涯 ― 自らの発明による壮絶死は“大自然の報復”か!?

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■地球を有毒な鉛で汚染

 それでも一部の世論の目は厳しかった。「エチルガソリン(Ethyl Gasoline)」と名づけられたこの有鉛ガソリンが量産体制に入ると、生産工場の従業員の間で幻覚を見る者や精神が錯乱する者が出始めて、ついには死亡に至る者まで現れたのだ。

ethylgasoline2.JPG「エチルガソリン」 画像は「Wikipedia」の記事より

 この騒ぎを受けて会社は記者会見を余儀なくされ、ミジリーはその場でテトラエチル鉛ガスを記者たちの前で自ら60秒間吸い込み、有鉛ガソリンの安全性を証明してみせた。その場ではミジリーの身体に異変は見受けられなかったが、この時に確実にダメージを受けて体調を崩したといわれている。

 死者を出したニュージャージー州の工場は閉鎖されたが、時代は第二次世界大戦へと向かう途上にあり、ガソリンエンジンをパワーアップする有鉛ガソリンの需要は軍関係をはじめそれなりにあったということになるだろう。反対の声も多かったものの、大気中に有害な鉛を大量に放出する有鉛ガソリンはその後も幅広く使われることになる。

 日本では1986年に早々と有鉛ガソリンの使用が禁止されたが“本家”アメリカで有鉛ガソリンが全面禁止されたのは1995年になってからのことである。その間、世界中で鉛を含んだ排気ガスが地球を汚染し続けてきたのだ。

コメント

7:匿名 2018年10月10日 11:12 | 返信

いずれ氷河期が来るのであれば、
今のうちに・・・

6:匿名 2018年10月10日 10:13 | 返信

トカナなら晩年に自責の念から罪を認めて暴露(告発)しようとした所を暗殺された可能性について言及するべきでは?

5:匿名 2018年10月10日 03:13 | 返信

この人や、エジソンなど1パーセントの支配者層に有利で都合の良い発明家は名前を残します。

二コラ・テスラなど、石油、ガソリンの存在価値を無くす、素晴らしい発明をした人は
闇に葬られてきた。

そして、我々はいまだに100年前の遅れたエンジンや石油、ガソリンを使わせられている!

4:匿名 2018年10月10日 02:42 | 返信

ミジリーさんが危険性を認識したまま、問題提起しないで製造販売を続けさせていたなら
確かに罪だね。
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背景にも興味がある。
ミジリ―さんが発見・発明しなければ、他の誰かが同じことをしていた可能性もある。
ついでに、ミジリ―と同じ発明をしていながら
危険性に気付いて発表しなかった人間もいた可能性はあるよね。

3:匿名 2018年10月10日 01:04 | 返信

これは殺人だぬ

2:匿名 2018年10月9日 23:16 | 返信

誰かのせいにするのは人間の得意分野ですね。
利便性を求めて散々使用してきた私たちも同罪だと、何故言えないのか…

1:匿名 2018年10月9日 23:15 | 返信

誰かのせいにするのは人間の得意分野ですね。
利便性を求めて散々使用してきた私たちも同罪だと、何故言えないのか…

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