「もうすぐ悪魔の塵・スマートダストがばら撒かれる」Wikileaksアサンジが警告
「もうすぐ悪魔の塵・スマートダストがばら撒かれる」Wikileaksアサンジが警告! 世界中が危険に!?
もうすぐ“悪魔の塵”と称される「スマートダスト」の時代がやって来る。
スマートダストとは、砂粒ほどに小さな超小型のマイクロマシンのことだ。そのメリットばかりが世界中で強調されているのが、Wikileaks創設者のジュリアン・アサンジは、これを「悪魔の塵」と称し、ロシア国営メディア「RT」で公開された最新インタビューにおいて警戒を促している。
■スマートダストの利点
まずはそのメリットを見ていこう。米誌「Forbes」オンライン版(9月16日付)によると、スマートダストで行えることは次のようなことだ。
・速度、圧力、湿度、音など、あらゆるセンサーからデータを採取。
・集められた膨大なデータをコンピュータ処理。
・記録装置にデータを蓄積。
・そのデータをワイヤレスで他のスマートダストと共有。
このシステムを応用すると将来的に以下のことができるようになるという。
・前例のない規模で穀物をモニターすることができ、水分、肥料、農薬の必要量を決定できる。
・機器をモニターさせることで、メンテナンスに最適な時期が決定できる。
・機器が故障するために脆弱性や劣化部分を検知できる。
・人々や製品をワイヤレスでモニターすることで、セキュリティの強化が可能になる。
・どんな場所にいても、あらゆるもののサイズを計測することができる。
・商品を倉庫から消費者の元に届けられるまでモニターできる。
・患者の診断補助、医療機器のモニター。
・スマートダストを脳に直接散布することで、より詳細な脳機能のフィードバックデータを収集できる。
■「スマートダストは悪魔の塵」アサンジが警告
数ミリメートルと超小型であるため、環境に溶け込むように設置することが可能なスマートダストは世界中のあらゆる場所をモニターすることができると言えるだろう。しかし、これは必ずしも良いことばかりではない。ジュリアン・アサンジ氏が、最新のインタビューでスマートダストの危険性を訴えている。
「スマートダストは知性を持った悪魔の塵です。紙ふぶきのようにあらゆる場所に撒き散らされたスマートダストに、人類は手を焼くことになるでしょう。そして、いずれコンピュータセキュリティ業界は、この問題を売り物にするはずです。ご存知のようにこの業界は、長年にわたってあくどい金儲けをしてきました。そこで、むしろ我々の方がスマートダストを利用していく道を考えていかなればなりません。エリートたちへの脅威として利用するのです。コンピュータセキュリティ業界は、社会で最も権力を持つ人々にとっても脅威なのです。スマートダストを使って、そういった人々が隠れる場所をなくしてしまうのです」(ジュリアン・アサンジ氏)
スマートダストはあらゆる場所に設置できるため、人々のプライバシーも丸裸にされる。それを食い物にする人間が出てくるのは当然のことだろう。ただし、同時にこのことは世界経済を牛耳っているエリートたちにも当てはまる。スマートダストを上手く使えば彼らの秘密さえも丸裸にできるかもしれない。
問題は誰がスマートダストをコントロールするかにかかっている。今後の成り行きを注意深く見守りたい。
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