ナチスのベル型UFO「ディグロッケ」がスウェーデン上空に出現! これが宇宙人の技術で作った秘密兵器だ!
■巨大な“空飛ぶ宮殿”なのか
このベル型UFOの話題をどういうわけかロシア政府系メディア「スプートニク」が報じている。それはやはり、かつての宿敵ナチス・ドイツ、とりわけ当時の秘密兵器が話題にされているからだろう。
記事では、こうしたナチスの秘密兵器が存在するという根拠はないとしながらも、夢のある魅力的な仮説として今日広く知れ渡っていることに着目している。
ヒトラーは第二次世界大戦の直前にチベットを訪れており、ナチスとチベットには深い関わりがあったといわれている。ヒトラーとナチスが興味を持っていたのはチベット仏教やヒンズー教に伝わる奥義だともいわれており、これらの教えを学ぶ課程で神話上の存在である空飛ぶ宮殿「ヴィマナ(Vimana)」にヒトラーは魅了されていたという説もある。そしてこのヴィマナのイメージこそが、ベル型UFOであるディグロッケ開発の“元ネタ”なのではないかと指摘する声が上がっているようだ。動画のコメント欄にも以下のような書き込みが記されている。
「スウェーデンの“ビルディング”(UFOのこと)は古代のヴィマナの描写のように見える」
「古代インドの空飛ぶマシンであるヴィマナのようだ」
ヨーテボリの動画撮影者はこのUFOを“空に浮かぶ巨大ビルディング”と表現している。ということはこのヨーテボリの未確認飛行物体はUFOというよりも巨大な“宮殿”であったのかもしれない。再び現地で同様の光景が目撃されるのかどうか続報を待ちたい。
(文=仲田しんじ)
参考:「UFO Sightings Hotspot」、「Sputnik」、ほか
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