「クジラの座礁は地震と関係なし」東海大の発表は間違っている! これでいいのか、徹底反論!

「クジラの座礁は地震と関係なし」東海大の発表は間違っている! これでいいのか、徹底反論!の画像4イメージ画像:「gettyimages」より

【茨城県沖における鯨類集団座礁と地震の連動例】

(1)1927年12月1日:神栖市・波崎海岸、カズハゴンドウ113頭
→1927年12月7日:茨城県沖でM5.4 、波崎海岸から約100km

(2)1929年11月16日:鹿嶋市・平井海岸、スナメリ16頭
→1929年12月6日13:15:千葉県東方沖でM5.0、平井海岸から約80km

(3)2002年2月24日:波崎町・柳川海岸、カズハゴンドウ24頭
→2002年2月25日22:14:茨城県沖でM4.7、柳川海岸から約70km

(4)2002年12月29日:北茨城市・大津町沖、コビレゴンドウ4頭
→2002年12月31日19:11:福島県沖でM4.4、大津町沖から約70km


 いかがだろう。わずかに条件を変えるだけで、このように座礁と地震との対応例がいくつも浮かび上がってくるのだ。もちろん、M4クラスなどの小規模な地震の場合、たとえば地震前兆としての電磁波などが影響する範囲が狭くなるものと仮定し、より距離が近い事例を対象とするなどの考慮が必要だ。筆者の経験上、M4クラスで100km未満、M5クラスで100km以上、M8クラス以上では200km以上の距離があっても、鯨類の座礁は起きるのではないかと考えている。


■クジラは微弱な信号を感じ取っている!?

「クジラの座礁は地震と関係なし」東海大の発表は間違っている! これでいいのか、徹底反論!の画像5イルカの解剖図 画像は「Wikipedia」より引用

 では、地震に先立ちクジラやイルカの座礁が起きる理由について考えてみたい。この点について武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は、「魚もイルカも、私たちが感じない微弱な信号を捉えている可能性がある。それは小さな地震の振動かもしれないし、地震で発生する微弱な電気信号かもしれない」(zakzak、2018年10月19日)と述べている。

 また、筆者が本稿を執筆する直前、格好の題材となるストランディング事例が発生した。11月24日夜、ニュージーランド南島沖にあるスチュワート島のメイソン湾に145頭ものゴンドウクジラが打ち上げられ、さらに同日、ニュージーランド北島でユメゴンドウクジラ12頭とマッコウクジラ1頭が浜に座礁したのだ。スチュワート島といえば、2011年2月20日にもクジラ107頭が座礁したが、その2日後にカンタベリー地震(M6.1)が発生している。そして今回のクジラ集団座礁の翌日、25日8時42分(日本時間)にニュージーランド南島沖でM5.8の地震が発生し、さらにその翌日にも、ほぼ同じ震源でM5.9の地震が発生。震源は、集団座礁の現場から100kmほどの距離だ。地震の規模を加味すれば、これは典型的な前兆現象だったといえそうだ。

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