1月21日の超巨大地震に注意、来年3月まで要警戒か!?
1月21日の超巨大地震に注意、2019年3月まで要警戒か!? 発生法則、月の位相、プレート活動… “大震災の予兆”4つ!

12月に入り、米アラスカ州南部、ニューカレドニア沖……と短期間のうちにM7規模の地震が相次いでいる。その原因は太平洋プレートの活動が活発化しているためと考えられるが、過去を紐解くと12月前後には世界的に大地震が起きやすいことがわかっている。さらに来年1月には大地震を誘発しかねない「スーパー・ブラッドムーン」が控えており、世界一の地震大国である日本は今、まさに“いくら注意してもしすぎることはない”状況だ。
■筆者が見出した「環太平洋対角線の法則」
今月になって連続している大地震だが、実は「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」という観点から考えると、興味深い事実が浮かび上がってくる。アラスカとニューカレドニアは、リング・オブ・ファイアのちょうど対角線上に位置しているのだ。このように、リング・オブ・ファイアのある地点でM7.0以上の大地震が起きた場合、その対角線上で大地震が連鎖するケースは無視できないほど多く、筆者はこの傾向を「環太平洋対角線の法則」と呼ぶことにしている。

日本列島はすっぽりとリング・オブ・ファイア上に収まるが、その対角線上に位置するのはチリやペルーとなる。そして事実、環太平洋対角線の法則に適合する地震は過去に数多く起きている。例を挙げると、1946年11月10日にペルーで起きたM 7.3の地震から1カ月半後となる12月21日、昭和南海地震(M8.0)が発生した。また、2010年2月27日にチリ・マウレ地震(Mw8.8)が起きると、その同日、沖縄本島近海で地震(M7.2)が起きている。その逆も然りで、1970年5月27日に小笠原諸島西方沖で起きた地震(M7.1)の4日後となる5月31日、ペルー北部を巨大地震(M7.7)が襲い、6万7,000人が命を落とした。この法則を覚えておけば、南米の太平洋側で大地震が起きた場合、日本付近でも大地震発生を警戒すべきだとわかるだろう。
■「環太平洋・時計回りの法則」
今回、アラスカ→南太平洋と「環太平洋対角線の法則」に対応して地震が起きているが、では今後、リング・オブ・ファイア上のどこで大地震が続くのだろう。過去のデータを紐解くと、南太平洋(ソロモン諸島からニュージーランド近辺)で大きな地震が起きた後、“日本付近”で地震が続いたケースが多い。以下、そのうち代表的3例を示す。

・ 1901年8月9日:ニューカレドニア(Mw8.3)
→1901年8月10日:青森県東方沖(M7.4)
・ 1931年2月2日:ニュージーランド(M7.7)
→1931年2月20日:日本海北部(M7.2)
・ 2018年8月19日:フィジー近海(Mw8.2)
→2018年9月6日:北海道胆振東部地震(M6.7)
これは則ち過去の記事で紹介した「環太平洋・時計回りの法則」に合致する現象だ。そう、次の大地震は日本かもしれず、しばらくは最大限の警戒が必要とされているのだ。
■スーパー・ブラッドムーン
話はこれで終わらない。今、巨大地震発生を警戒しなければならない理由はほかにもある。
2018年、日本はもちろん世界各地で大きな地震が連発したが、月が地球に最接近する「スーパームーン」によって重力に変化が生じ、地震が誘発された可能性を指摘する声もある。これが事実だとすると、2019年も大地震ラッシュが続くかもしれない。というのも来年は、今年の5回を上回る6回ものスーパームーンが起こるのだ。

さらに日本時間1月21日には、スーパームーンが皆既月食を伴った珍しい現象「スーパー・ブラッドムーン」が控えている。その名の通り、月が血で染められたように赤黒く見えるため終末預言と結び付けられることも多いのだが、海外の一部の陰謀論者やキリスト教系終末論者の中には、このタイミングで“世界の終わり”が訪れると主張する人々もいる。これは、「終末の前には空に恐ろしい予兆が見られる」という聖書の黙示録の解釈に由来するものだが、米インディアナ州の福音的説教者であるポール・ベグリー牧師をはじめ、多くの聖職者たちが賛同していることは紛れもない事実。決して軽んじることはできない。
筆者の見解としては来年早々に世界が終わるとは思えないが、1月21日からスーパームーンが3回連続するタイミングで大地震が発生する可能性も否めないと考えている。3回目のスーパームーンが見られる3月末までは、一段と警戒すべきだ。今年1月31日には皆既月食を伴うスーパー・ブラッドムーンが発生したが、その6日後となる2月6日に台湾・花蓮地震(M6.4)が発生しているのだ。
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