11歳の無差別殺人鬼、27回刺殺の残酷少女コンビ、メアリー・ベル… 凶悪すぎる子どもの殺人鬼5選!
子どもによる殺人事件は決して珍しいことではなく、世界各地で報告されている。今回は子どもによる残虐な殺人事件を5つご紹介する。
■ウィリアム・ヨーク
子どもが殺人を犯したという記録は古くから残っている。1748年5月13日、イギリス東部サフォーク州エイクに住んでいた当時10歳のウィリアム・ヨークは、わずか5歳の少女スーザン・マシューを殺害した。
被害者のスーザンはウィリアムの隣人で友人だったが、その日、喧嘩がエスカレートして悲惨な殺人事件に至ったとされる。スーザンはウィリアムに殴られて大泣きし、家の外に出ていってしまったが、ウィリアムはナイフを手にスーザンを追いかけた。そして彼女の手を掴み、骨まで達するほど切りつけた。
ウィリアムはスーザンの腹に足を乗せて押さえつけ、その腕や手首を骨まで切った。スーザンがまだ死んでいないのを見たウィリアムは、太ももにもナイフを刺し、彼女は出血で徐々に死亡したとみられる。その後、ウィリアムは遺体を隠し、地面に流れた血を片付け、自分の体や凶器についた血を洗い流し、服を着替えてから朝食を食べたという。
事件が発覚すると、ウィリアムは裁判にかけられて死刑を宣告された。しかし、刑が執行されることはなく、18~19歳の頃に恩赦されてイギリス海軍に入隊し、戦争に駆り出されたという。
この事件は当時のイギリスで人気を博していた「ニューゲート・カレンダー」という犯罪の記録を集めた書籍でも挿絵付きで紹介され、広く知られることとなった。
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