天才だけど悪魔でもあった歴史上の6人!アインシュタイン、ジョン・レノン、虐待、不倫、少女性愛…
●マザー・テレサ
45年以上もの間、貧しい人々や孤児、末期症状の病人たちのために尽力しノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサだが、称賛の一方で実は彼女に対する批判も根強い。
イギリス人作家のクリストファー・ヒッチェンズは、この“悪名高い修道女”の神話を「詐欺師、狂信者、そして原理主義者」と表現して世の注目を集めた。
マザーテレサは自分が助けた人々の苦しみを美談に仕立て上げ、より純粋なものになっていると信じ込ませていた。 彼女は「貧しい人たちがたくさんのこと(苦しみ)を受け入れるのはとても美しい」と述べ、容易に治癒が可能な人々まで医者に診せることを拒否する言い訳にしたのである。その一方で彼女自身は世界最高峰の医療を受け、ペースメーカーも埋め込んでいた。
●アルベルト・アインシュタイン
「現代物理学の父」と称されるアルベルト・アインシュタインは、あの舌を突き出したユーモラスな写真でも有名だ。しかしその長く伸ばした舌の裏には二枚目の舌があったのかもしれない。
アインシュタインの業績は世界を揺さぶり、果ては広島と長崎を壊滅させた。原爆が世界の平和をもたらすとアメリカ人たちは確信していたことと、ナチスドイツがウラン原子を核分裂させたこともあり、アインシュタインはしぶしぶながらも核分裂させる方法を考案したのである。
戦後には「こうとわかっていれば、自分は時計職人にでもなるべきだった」と弁明したアインシュタインだったが、実は彼の私生活こそが“取り扱い危険物”であった。
最初の妻、ミレーバ・マリッチのことをアインシュタインは解雇したい従業員として説明している。なぜなら彼は、愛する従妹(エルザ)のために妻のミレーバと離れたかったのだが妻は拒否したからだ。そこでアインシュタインは妻との間に“労働契約書”を交わし、彼のために料理を作ったり掃除をすることを細かく定めて、妻を従業員扱いしたといわれている。そしてこうした規定に背くようなことがあれば即離婚へとつながるのだ。
そして見込み通りにミレーバとの離婚を実現してエルザと再婚を果たしたアインシュタインは一途に研究に打ち込む研究者というよりは、姦計に秀でた“策士”の一面もあったのである。
もちろん人には普段は見せることのない隠された一面もあるだろう。歴史上の偉人たちの意外な“腹黒い”側面が指摘されることになったのだが、広い意味でそれこそが生身の人間ということだろうか。
(文=仲田しんじ)
参考:「BBC」ほか
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