人生に絶望しすぎて話題になった129歳お婆ちゃんが遂に逝く! 「長寿は拷問、生きるのは辛い」「夫もブサイクだった…」
車両にはチェチェン人がぎゅうぎゅうに詰め込まれ、食事は腐った魚しか与えられず、何人もの死者が出たという。死んだ人は車両から投げ捨てられ埋葬することも許されず、イスタンブロヴァさんの義理の父の亡骸も野良犬の餌になったそうだ。また排泄も車両内で行わなければならず、恥ずかしさから排尿を我慢し、膀胱破裂で亡くなった女性もいたとのことだ。
カザフスタン到着後もイスタンブロヴァさんの苦しみは続く。2人の子どもを亡くしたのだ。
「医者がいなかったので、誰も子どもたちを診ることができませんでした。末の子は何かの病気にかかり、すぐに死んでしまいました。どの家庭でもこういうことが起こっていました。産科医なんていませんから、出産した子どもはすぐに死んでしまうんです」(イスタンブロヴァさん)
13年ものカザフスタンでの生活後、スターリンが死に、チェチェンへと戻ったイスタンブロヴァさんだが、家屋はロシア人に破壊され尽くされており、自ら家を建てるより他なかったという。怠け者の夫は役に立たず、イスタンブロヴァさんはほとんど一人で家を建てたそうだ。彼女の人生で唯一嬉しかった思い出は、自らの手で建てたこの家に引っ越した事だという。そして、その後も怠け者の夫はイスタンブロヴァさんを幸せにすることはなかったようだ。
「夫のことは全く知りませんでしたが、少しずつ愛するようになりました。というより、結婚してしまったんですから、他にどうしようもありません。いずれにしろ耐えなければならなかったのです。とにかく夫は全然ハンサムではありませんでした」(同)
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2024.10.02 20:00心霊人生に絶望しすぎて話題になった129歳お婆ちゃんが遂に逝く! 「長寿は拷問、生きるのは辛い」「夫もブサイクだった…」のページです。訃報、イスラム、スターリン、人生、長寿、死、カザフスタン、ソ連、チェチェン共和国、コク・イスタンブロヴァなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで