天才少年、聖書とコーランをDNA情報に変換し自らに注射!文字から起こした高分子を人体に初移植!
エイドリアン・ロカテッリ君(16歳)は、フランス・グルノーブルの寄宿舎学校に通う、成績優秀な高校生だ。だが、ちょっとエキセントリックな嗜好の持ち主で、昨年12月にネットで発表した彼のキテレツな研究が専門家の間で物議を醸しているという。
■「創世記」と「コーラン」を体内に注射
なんと、ヘブライ語の「創世記」とアラビア語の「コーラン」をDNA情報に変換して、自らの体内に転写したというのだ。言っている意味がよくわからないが、順を追って説明すると手法自体は意外とシンプルだとわかる。
DNAは情報を保存する、ただの長い分子ではあるが、生命が活動するために必要な情報を保存するため、理論上、書けるものならどんな情報でも保存することができるというのだ。そこでエイドリアン君は、ヘブライ語やアラビア語の各文字をDNAの「情報コード」に対応させたのだ。それらを専門企業に依頼して特別なタンパク質に生成し、出来上がった2種類の文書を自分の左右太ももに、それぞれ注入。
「僕が用意したのは生理食塩水と注射器だけ。あとはベクタービルダー社とプロテオジェニックス社が全部そろえてくれたんだ」(エイドリアン君)
つまり、お金を出してくれる大人がいたということ。ちなみに、ベクタービルダー社は遺伝子編集の目的でDNAを細胞に運ぶためのウィルスベクターを、プロテオジェニックス社は合成ペプチドや合成DNAを作っている会社だという。両社とも科学者を対象としているが、誰でも製品を購入することはできるそうだ。また、言うまでもないが、この実験は「文字から起こした高分子を人体に注入した史上初の試み」である。
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