トカナ > インタビュー > 52歳ヘヴィメタル界の超問題児・屍忌蛇の“音楽とシモネタ”

キン●マが築地銀だこ状態に…！52歳ヘヴィメタル界の超問題児・屍忌蛇の“音楽とシモネタ”インタビュー

2019.02.27 16:00

Xでポスト

キン●マが築地銀だこ状態に…！52歳ヘヴィメタル界の超問題児・屍忌蛇の音楽とシモネタインタビューの画像1 — VOLCANOの原点である「violent」の再発盤が登場！violent (VOLCANO)　画像はAmazonより

　今年1月に再発されたVOLCANOの1stアルバム「violent」。“酒乱のギタリスト”こと屍忌蛇に対する、アルバム再発記念インタビューの後編をお届けしよう（前編はこちら）。女性への関心は薄れつつあるが、音楽への情熱はいまだ冷めやらず。そんな屍忌蛇の本音を聞け！

キン●マが築地銀だこ状態に…！52歳ヘヴィメタル界の超問題児・屍忌蛇の音楽とシモネタインタビューの画像2 — 「前回の発言は記憶にない。もう一度、一からしゃべらせて欲しい」と屍忌蛇

――おっ、今日は革ジャンにブラックジーンズにレザーブーツ。ロッカーの正装ですね！

屍忌蛇　前回は便所サンダルにヒゲぼうぼうのだらしない格好で、すいませんでした。うちに来てくれたことは覚えてるんだけど、しゃべった内容はほとんど忘れちゃった（笑）。何か迷惑をかけなかったですか？

――大丈夫です。が、前回はネガティブな発言が多かったので、今回はポジティブな話を中心に聞きたいと思います。

屍忌蛇　了解。今日はシラフだから大丈夫。音楽の話からシモの話まで、なんでも聞いてよ。なんでも正直に答えるから。

――では早速質問しますが、最近、いいことはありましたか？　たとえば、アソコが勃つようになったとか。

屍忌蛇　シモのほうは冬のせいもあって、萎縮してるね。今のキンタマをたこ焼きにたとえると、関西の明石焼きというよりは、築地銀だこ状態です。ほら、寒いと縮こまるじゃないですか。逆に梅雨時はダラーンとなってベトベトなって、明石焼きになるんだけどね。

――タマではなく、竿の調子かいかがでしょう？

屍忌蛇　相変わらずお雑煮以下のフニャフニャ具合だけど、たまに2、3日飲み続けて、生死をさまようぐらい酔っ払ったときだけは、本能的に「やりたい」となるね。死ぬ前に子孫を残さなきゃ！　ってなるのか、無意識に竿が大きくなって、AVを見たくなる。ただし、昔だったらAVでアブノーマルなジャンルを知ったら、4Pだろうが野外だろうが飲尿だろうが、即実行に移してたんだけど、今は原点回帰してる感じですね。

――原点回帰と申しますと？

屍忌蛇　音楽にたとえると、フランク・ザッパまでいったのに、エリック・クラプトンに戻ってる感じ。アブノーマルなセックスよりも、高校時代みたいな甘く切ない、電気を消してちゃんとチューから始まるようなセックスをしてみたいかなって。エヘヘ（照れ笑い）。

――最近、性行為はしていますか？

屍忌蛇　かつてはサバンナのライオンだったけど、今は牧場の牛みたく草食系だね。出会いそのものは、あるにはあるのよ。たとえばツアーに行けば、おばさんたちが寄って来る。それに、新居は前の家よりも住宅街だから、安兵衛の散歩中に、犬を連れてるご婦人方と交流する機会も増えたのよ。「あらお兄さん、綺麗な髪の色ね」「奥様のほうが紫色のメッシュが綺麗に入ってますよ」なんつって。でも談笑してオシマイ。そこから先の発展はないです。

――お相手の年齢層が高過ぎるからですかね？

屍忌蛇　基本的に僕は、ジョンベネから、ジョンベネのお母さんまでいけるはずなんだけど、ここ数年は、そのエネルギーがなくなりつつある。口説く前に「面倒だな」と思っちゃう。ツアー先でも飲んでばかりですね。打ち上げについて来たおばさんたちをホテルの部屋に呼んで、ローディーとかも交えて、みんなで朝まで飲んでオシマイ。ベッドは綺麗なままですよ。

――かつては「クロイワ」や「Wクロイワ」などのアクロバティックな体位で女性を泣かしてきた屍忌蛇さんも（過去記事参照）、枯れてきたと言えそうですね。

屍忌蛇　うん。先日は北海道ツアーだったけど、冬場はただでさえキンタマが縮こまるのに、北海道は極寒だから、キンタマが100円ローソンで売ってるミートボールぐらいの小ささになっちゃった。

――ならば、それこそ原点回帰で、プラトニックな恋愛を楽しんでみるのはいかがでしょう？

屍忌蛇　恋って、エネルギーがいるじゃないですか。のめり込むと、疲れちゃう。人間のエネルギーって、10なら10と決まってる気がして。そのうちの7か8を女に使っちゃうと、ロックには2か3しか割けないわけでしょ。そうなるのが嫌で。

――そのへん、真面目なんですね。

屍忌蛇　僕が今なんで食えてるのかっつーと、根本にロックンロールがあるからで。このちょうどいいレベルからエネルギーを吸い取られたくない。もう僕は52歳でピークも過ぎてて、結婚する気もないわけで。「キミはこういう役目を果たすために生まれてきたんだよ。だから命ある限りロックしなさい。そして人々に貢献しなさい」と神様に言われてる気がするんだよね。