やはり2019年に富士山噴火!? 50mの「火山津波」発生で犠牲者数万人か…エコノミスト表紙も暗示!
■予測不可能、ある日突然起きる! 徹底的に「想定外を排除」せよ!
地震以外の要因で発生する津波の恐ろしい点は、今回のインドネシア津波の場合がそうであるように、予想していなかったタイミングでいきなり襲ってくるかもしれないことだ。現在の科学では、対応のしようがないのが現状なのだ。少なくとも、火山が噴火した時には、思いもよらない瞬間に津波が発生することがあるという事実くらいは覚えておきたいが、それでも湖底堆積物の崩落が引き起こす津波などの場合、気づくことも難しい。
画像は、「静岡大学小山研究室ホームページ」より引用
富士山噴火が引き起こすかもしれない津波のように50mもの高さに達する場合、近所の高台に避難しても無駄かもしれず、もはや最良の選択肢は海沿いの土地に住まないこと程度だ。先祖代々の土地をそう簡単に手放すことはできないという事情もあるだろうから、極めて難しい問題だが、しかし、これまで数々の噴火を予測・的中させてきた琉球大学名誉教授・木村政昭氏は、自身のホームページ上で、富士山噴火の予測を「2014±5年」として警告している。つまり今年、富士山が噴火して50mもの火山津波が起きても何ら不思議はないのだ。
さらに桜島の例では、火山津波が発生するとたった2分ほどで高さ12mほどの津波が到達すると鹿児島県がシミュレーションで推定しており、避難する余裕など皆無だ。周辺に暮らす人々は、多少の異変では「ああ、またか」と思って気にしないというが、常に「もしかしたら」という意識を持たなければ、いざというときに被害を拡大させてしまうだろう。
いずれにしても、日本は世界有数の地震国であり、火山国そして津波国でもあるのが実情だ。この3つが、いつ・どこで・どんな規模で襲ってきても何ら不思議ではないという“想定外を排除した心構え”こそ全国民に求められているということだけは強調しておきたい。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。Webサイト/ブログ:『探求三昧』、『神秘三昧』、『防災三昧』、Twitter:@noya_momose
参考:「防災基礎講座 防災科学技術研究所」、「『山体崩壊』、大噴火だけではない富士山の脅威 – Yahoo!ニュース」、「静岡大学小山研究室ホームページ」、『富士山噴火と阿蘇山大爆発』(幻冬舎)、『破局噴火 – 秒読みに入った人類壊滅の日』(祥伝社)、ほか
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2024.10.02 20:00心霊やはり2019年に富士山噴火!? 50mの「火山津波」発生で犠牲者数万人か…エコノミスト表紙も暗示!のページです。富士山、火山、隕石、百瀬直也、噴火、津波、インドネシア、地震、桜島、2019などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで