山口組分裂騒動、あの「ミナミの練り歩き」にヤバい異変! 借金、西成、縄張り、地獄の未来… 六代目と神戸・任侠の一騎打ちへ!?
ミナミには神戸山口組の四代目山健組から絶縁処分を受け、六代目山口組の直参である極心連合会に舎弟として移籍した二代目兼一会があり、さらにその他の直参組織である一心会や多くの傘下組織が事務所を構える。当然、神戸山口組も二代目宅見組が本部を置いている。任侠山口組も本部は兵庫県尼崎市に置いているが、中核組織はミナミに事務所を構えているのだ。
そのミナミの覇権を争って、今後、六代目山口組と神戸山口組の2組織の争いに発展するのではないか、そう捜査当局は懸念する。
「3月25日、西成で太田興業が“練り歩き”と呼ばれる示威行動を行いました。これは最近、西成で増えてきている六代目山口組の直参である弘道会などに対する牽制行為として考えられていました。太田興業の本部が西成とミナミの中間にありますから。しかし、あれは太田興業の単独ではなかった。捜査当局で掴んでいる太田興業の140人と、任侠山口組の約400人、2つの組織による示威行動だったことがわかった」(大阪府警捜査員)
縄張りが関東と違い、力関係によって目まぐるしく変わる関西では、客引きと呼ばれるキャッチなどを使って犯罪行為を繰り返し、各団体はその勢力を誇示していた。トカナで過去に報じているが、準暴力団に指定された「アビス」(その後解散)などが縄張り争いに“使われて”いたのだ。
「キャッチなどの立ち位置を日によって変えることで、縄張りを維持したり広げていましたね。今日はあそこに立って客引きをしろ、などの指示を出していました。私たちは表立って動けませんから」(暴力団関係者)
アビスの問題が表面化する前は、お揃いのTシャツなどを着て練り歩き、面倒を見てもらっている組のミカジメの回収などを行っていた。その準暴力団のアビスも表面上は解散に追い込まれたが、それらの勢力は、一時期の勢いは衰えたものの分散して一定の勢力は維持しているのが現状だ。
六代目山口組の実力者として誰もが認める高山清司若頭の秋の出所を控え、2015年から続く六代目山口組の分裂劇は、六代目と神戸・任侠の一騎打ちという“地獄の未来”へと向かってしまうのだろうか。
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