民間療法を信じた中国人女性、肺や腸が数千匹の蛆虫に侵食
体内で2センチに成長……「がんが治る」民間療法を信じた中国人女性、肺や腸が数千匹の蛆虫に侵食される

大気汚染が深刻な中国では、毎年約70万人が肺がんと診断され、全世界の肺がん患者の3割を抱えている。そんな中、信じられないような民間療法にすがった挙げ句、体内が蛆虫まみれになってしまった女性が話題となっている。
「新浪新聞」(3月21日付)によると、西安市内の病院に1人の中年女性が胃痛を訴え診察にやってきた。女性は3年前に肺がんと診断されたが、外科手術や化学療法を経て現在では容態は落ち着き、安定した日常生活を送っていた。
そんな中、2週間ほど前から胸骨に痛みを感じるようになった。さらに、胸やけの症状もあり、胃薬を服用しても症状は治まることがなかったという。がんが再発し、全身に転移しているのではないかと不安になり、今回病院で精密検査を受けたところ、胃痛の原因は信じられないものだった。なんと、胃や腸から数千匹の生きた蛆虫が見つかったのだ。
実はこれ、女性が民間療法を盲信してしまった末に、自ら大量の蛆虫を飲み込んでしまったことが原因だった。女性は友人から「がんには蛆虫療法が効果がある」と聞き、藁にもすがる思いで蛆虫を大量に摂取したという。当初はアリくらいの小さなものサイズだったが、病院で診察を受けた際には、体内で2センチほどに成長していた。医師に処方してもらった駆虫薬により、すでに体内の蛆虫はすべて体外に排出されており、女性の体調は快復に向かっているという。
中国では、こうした信じられない民間療法がいまだに市民の間にまん延している。昨年は“マツの花粉”に抗がん作用があるというウワサが流れ、マツの花粉を使用した薬を販売する業者が現れた。実は、このウワサを流した張本人こそ薬の販売業者で、抗がん作用などまったくないマツの花粉の薬をねずみ講方式で販売するため、こうした話をでっち上げていたのだ。
高額な医療費を支払えないことなどを理由に、こうした民間療法やデマにだまされてしまう事件が少なくない中国。今後、危険な民間療法が出てこなければいいのだが……。
(文=青山大樹)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
- 人気連載
中指にホクロや鉛筆の芯の痕がある人は「天下」を取れる!? 仕事で大成功する手相をLove Me Doが徹底解説!
【手相】オタクから“その道のプロ”になれる手 今回は、...
- 人気連載
小池百合子のこれまでのスパイ活動を「元小池担当」が徹底暴露! 師匠、愛人、総理、公安、ジャパンハンドラー…ジェームズ斉藤!
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェー...
体内で2センチに成長……「がんが治る」民間療法を信じた中国人女性、肺や腸が数千匹の蛆虫に侵食されるのページです。中国、民間療法などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
- 超日本
- 東京五輪で行われる競技は9種類のみ!?IOCの思惑と陰謀!
- 超海外
- 中国が気象兵器プログラム拡大「周辺国の降雨パターンに乱れ」
- 超科学
- 中国が気象兵器プログラム拡大「周辺国の降雨パターンに乱れ」
- 超異次元
- ヒトラー「2039年予言」のあまりにも恐ろしい内容
- 芸能
- 「佐々木希は大迷惑」渡部のアルバイトの真相!
- 超刺激
- 弁護士夫婦が白昼堂々“メッタ斬り”で惨殺される決定的瞬間
- 超ART
- 過激な描写で各国上映中止『殺しが静かにやって来る』
- インタビュー
- 「人工地震や気象兵器は存在する」元国会議員・浜田和幸が断言!
- イベント
- 現代美術の最前線を2日間で完全解説する前代未聞のイベント開催
- TV
- トカナ配給映画『野良人間』ヤバすぎる予告編解禁!!
- STORE
- Rockin’Jelly Bean×橋本梨菜×TOCANAコラボTシャツ爆誕