英国防省が「UFO調査の機密文書」6万ページを公開していた! 省内でUFO肯定派VS懐疑派の大バトルが勃発していたと発覚!

 アメリカではUFOにまつわる政府の機密書類が次々暴露、または公開される中、イギリスでも重大な変化が起きている。今年4月までに、英国防省は6万ページにも及ぶ膨大なUFO調査資料を機密解除し、公開を始めているというのだ。英「METRO」が6月4日に報じた

英国防省が「UFO調査の機密文書」6万ページを公開していた! 省内でUFO肯定派VS懐疑派の大バトルが勃発していたと発覚!の画像1
画像は「METRO」より引用

■情報公開の流れはイギリスでも…

 米国防総省が過去のUFO調査を認め、目撃者の報告のための新ガイドラインを作成していることはすでにトカナでもお伝えしているが、UFOに対する政策の変化は英国防省でも起きている。英国防省は過去11年以上にわたる、イギリス国内での正体不明機の目撃例に関する報告書をこの4月までに順次公開した。公開された書類は全部で6万ページにも及び、英国立公文書館で閲覧することができる。残念ながら、まだデジタル化はされていない。

 英国防省のUFO研究プロジェクトに関わっていたニック・ポープ氏は、METRO紙の取材に対し、4月にリリースされた最後の文書が興味深いと語る。それはエイリアン実在の証拠を示すようなものではないが、プロジェクト内部の人々の間で激論が交わされたことを裏付けているという。

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ニック・ポープ氏。画像は「METRO」より引用

 ポープ氏によると、この資料は、国防省内で懐疑派と肯定派の激しいバトルがあったことと、UFOに関する方針を決めた部門と国防情報参謀部の間でも議論があったことを明らかにしているという。この議論が起こったのは彼が退職してからのことだというが、未知の飛行物体について調査することが市民に与える影響を懸念し、UFO調査部門はより慎重になることを求められたようだ。

 ただ、心配や懸念は米国での情報暴露により払拭され、流れは情報公開へと一気に傾いたというのがポープ氏の見方だ。そして、ポープ氏によると、英国での動きが最近の米国での政策変更に影響しているとのことだ。

「米軍が現在、『UFO』の代わりに『UAP(unexplained aerial phenomena)』という単語を使っていることが、最も明白なサインです。UFOという単語は意味を含みすぎていて、ポップカルチャーの荷物を背負いすぎです」(ポープ氏)

 さらにポープ氏は、「UAPという言葉を使用することで、UFOというサイエンスフィクションから脱却し、防衛や国家安全保障といった問題を国防省内部で議論できるようになった」と話す。

 アメリカとイギリスの動きは地続きであり、UFOに対するスタンスは今後世界的に変わっていくのかもしれない。この動きに各国が追従するか、注視していく必要がありそうだ。

参考:「METRO」ほか

編集部

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