世界から「放射能五輪」と呼ばれる日本のヤバさを知れ! 汚染水の太平洋放出にも外国人ブチギレている!
2020年の東京オリンピックをめぐり、鳩山由紀夫元首相(72)のTwitter上での「核戦争防止国際医師会議」に関する発言が注目を浴びている。東京の放射能汚染リスクを指摘し、オリンピック開催を疑問視する内容である。
既に東京五輪のチケットが売り出されたようであるが、例えばノーベル平和賞を受賞した核戦争防止国際医師会議は、放射能オリンピックと命名して放射能汚染リスクの残る東京でのオリンピック開催を疑問視している。日本では報道されないが、欧米でこのような動きが広まってきていることは理解すべきだ。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) May 12, 2019
このつぶやきに、高須クリニックの高須克弥院長(74)が反論。東京にそのような患者がいるとは聞いたことがないと言い、鳩山元首相の主張に医学的根拠はないとしたのである。
鳩山由紀夫先生は日本人なのに東京五輪に反対なのですか?
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) June 11, 2019
原発事故からもう8年経ちましたが東京に放射能患者がいるとは聞いたことがありません。僕は医者やってますが、大丈夫だと思います。
核戦争防止国際医師会議?ノーベル平和賞って胡散臭いんですが何故でしょうか? https://t.co/OaLHu5tr5G
しかしながら、鳩山元首相が訴える通り、世界が日本の放射能汚染を危惧しているのは事実であり、東京オリンピックを放射能オリンピックと揶揄する向きがあるのも確かである。
以下に、世界が日本をどのように見ているかをまとめた記事(2018年11月に掲載)を再掲する。日本国内では福島原発の事故処理はすでに終わったことのような雰囲気すらあるが、実際は未だ多くの問題が山積し、今後長い年月をかけて解決していかなければならない難問である。
※参照記事「The Telegraph」ほか
東京オリンピックに浮かれる気持ちもわからなくはないが、世界が日本に向ける厳しい目を、そして福島の現実を、我々は直視すべきだろう。この記事がその一助となれば幸いである。
(編集部)
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7年前の東日本大震災以来、メルトダウンを起こした福島第一原発から排出される汚染水対策が深刻な問題となっているが、汚染水を海洋に排出する日本政府の計画に対して、世界各国のメディアから次々と厳しい批判の声が上がっている。
加えて先月には、国連人権理事会が「(福島県で避難指示が解除された地域であっても)子供や妊娠可能な女性の帰還は見合わせるべき」と日本政府に要請する声明を発表した。2年後に迫った東京オリンピックでは福島県の野球場でも競技が予定されているが、選手の健康に対する懸念も囁かれており、“放射能五輪”と揶揄する声さえ聞こえてくる有様だ。今回は、日本ではほとんど報じられることのない福島原発に寄せられる海外からの厳しい視線と、実情について見ていこう。
■海洋放出は本気でヤバい
あの日以来、東京電力は福島第一原発で発生した汚染水の浄化作業に取り組んでいるが、すでに原発構内のタンクに保管されている処理水は90万トン以上に達し、現在も日々増え続けている。これを何とかしなければ、近い将来に貯蔵タンクを設置するスペースが不足することは明らかだ。
そこで、国と東京電力は浄化処理を行った水を海洋に放出する計画を立てた。東電の主張は、浄化装置による汚染物質の除去作業で、トリチウム(三重水素)を除く放射性物質が、原子力規制委員会の定めた基準値未満になっているというものだった。しかし、その前提があっけなく崩れ去る。
今年の8月上旬時点でタンクに保管されていた89万トンの処理水(多核種除去設備「ALPS」で浄化済み)のうち、84%に当たる75万トンに、基準を超える放射性物質(トリチウム以外)が含まれていたことがわかったのだ。
このような事実を踏まえ、政府は8月下旬に福島県富岡町と郡山市、さらに東京都内で汚染水の処分方法について国民の声を聞く公聴会を開いたが、公募で選ばれた人々のほとんどは反対意見を述べた。汚染水にトリチウム以外にもストロンチウム90などの深刻な放射性物質が含まれていることが判明しており、それを海に流されては、風評被害がますます広がるとの不安はもっともだろう。問題解決はさらに遠のいたと言わざるを得ない。
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