「日本語話せる韓国人女性を覚醒剤の売り子に…」覚醒剤密売の新拠点・通天閣の売人に直撃取材! 西成で売らない理由も

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画像は「Getty Images」より引用

 覚醒剤の押収量は年々増加しており、その手口もますます巧妙になっている。

 平成31年2月に東京税関が発表した資料によると、押収した不正薬物の約7割を覚醒剤が占めており、大麻、指定薬物、向精神薬などが続く。最近ではコカインの摘発が激増しており、前年度の約3倍で過去最高の押収量という憂慮すべき状況となっている。

 しかし、それらの薬物は一体どこで消費されているのだろうか。

 需要と供給のバランスが合っているからこそ、彼らは危険を冒すのだ。

 覚醒剤の密売拠点として有名だった“大阪・あいりん地区”。今では“売り子”と呼ばれる売人の姿を見かけることは少ない。橋下元大阪府知事による西成浄化作戦で一掃されたのだ。

 しかし、売人たちは今でも地下に潜って売買を続けている。

 トカナでは一人の密売業者に接触した。その売買の方法などを読者にお伝えして、注意を促したい。

 大阪に観光に来た人間の殆どが訪れる“通天閣”。連日観光客で賑わうこの有名スポットが、実は密売の拠点となっていると知る人は少ないであろう。

 この地点を密売場所としているA氏に対して電話インタビューをした。

——西成のあいりん地区から移ったのか?

「あそこはもう介護と福祉の街やから、ワシらが立ってたら目立ってすぐに職質喰らうやろ。だからあの地域には住んではいても“売”はやっていないんや。注文が入れば届けるけどな。だけどもうあそこの街では“売”は出来んへんやろな」

——今は通天閣で売り子をしているのか?

「見た目は絶対に分からへん。連絡来る奴にしか渡さへんしな。西成にシャブの売り子がまだいる思って、関西一円から未だに沢山来るんやけど、それを仲介する奴はまだ何人か立っとるから、そいつらから電話をもらって中継して渡すんや。当然持ち歩いてはおらんけどな。システムは変わらんよ。近くに注射器と小分けにしたシャブを置いて手渡しやな」

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