紀州のドン・ファン怪死事件、若妻SさんのXデーもうすぐ! 「6時間以上拘束」「関西の反社会…」読売新聞と大阪府警も徹底マークか!?
「紀州のドンファン」こと野崎幸助さん(享年77)の変死事件がにわかに騒がしくなってきた。野崎さんは昨年5月、和歌山県田辺市の自宅で急性覚醒剤中毒によって亡くなっているところを発見された。当時、自宅にいたのは55歳年下の若妻・Sさん。県警は「事件性アリ」と判断したものの、捜査は予想外に難航し、いまや迷宮入りもウワサされている。
そんななか、野崎さんの遺産をめぐり、新展開があった。昨夏に知人宅で発見された「個人の全財産を田辺市にキフ(寄付)する」と書かれた野崎さんの遺言状が「正当」と判断されそうなのだ。社会部記者によると「田辺市は遺言状の〝現物〟を受け取り、専門機関に鑑定を依頼。その結果、筆跡など野崎さんのものと一致するという結果が出た」という。
これを受け、田辺市は故人の遺志に従い、遺産を受け取ることを決定。13日、報道機関に情報を開示した。同市の調査によれば、遺産は現金や不動産、株券、絵画などを合わせて13億円超にのぼるという。同市の真砂充敏市長は「故人の意志を尊重することが市民全体の利益につながると考える。法令等に基づき準備を進めていきたい」とコメント。その際にかかる費用約6500万円を盛り込んだ補正予算案を成立させる見込みだ。
かねて疑惑の渦中にいるSさんにとっては想定外…と思いきや、渡りに船。野崎さんに子供はおらず、本来ならば配偶者のSさんは遺産の4分の3、つまり約10億円を手にするはずだったが、野崎さんが寄付を申し出たことで「妻の遺留分は半分、つまり6億5000万円に減額された」(法曹関係者)。
10億円→6億5000万円なのだから、不満を覚えてもおかしくないが、Sさんはあっさりその金額を受け入れたという。週刊誌記者は「減額されたとはいえ、一生で稼げないほどの大金ですからね。しかも『全額寄付』としたことで、野崎さんの親族に相続権はなくなった。Sさんにしてみれば、相続をめぐって野崎さんの兄弟と面倒くさい話し合いをする必要がなくなったわけです。Sさんは相続が完了次第、次の人生に進みたいそうです」と話す。
とはいえ、そうは問屋が卸さない。事件をめぐる捜査も最終局面を迎えているのだ。一般紙の社会部記者の話。
「7月に再度、野崎さんの自宅を捜索し、8月にはもう1人のキーマンとされる家政婦、Sさんの順で別々に事情聴取を行っている。Sさんは6時間以上拘束されたそうです」
鍵を握るのは、野崎さんの体内から出た覚醒剤。その入手ルートについてこんな話がある。「地元の和歌山県警に加え、大阪府警も捜査に参加している。おそらく覚醒剤が関西の反社会的勢力から流れたという見立てなのだろう」(警察関係者)
府警が〝不穏な動き〟を見せていることは、一部マスコミも把握。今年5月、野崎さんの一周忌が地元で営まれた。マスコミを敬遠するSさんは日程と場所が漏れないよう〝工作〟を図ったそうだが、それでも現場に大挙押し寄せたマスコミがいる。
「読売新聞ですよ。しかも地元の記者ではなく、大阪の府警担当の記者が4~5人やって来たそうです。府警から何らかの情報がもたらされ、来るべきXデーに備えて、Sさんを徹底マークしているとしか思えません」とはワイドショー関係者。大金を相続してドロンする算段のSさんだが、ここにきて雲行きが怪しくなっていることはたしか。いよいよヤマが動くのか――。
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