本当は怖いネルソン・マンデラの裏の顔! 奴隷売買の過去が明らかに!?

 今日20日、日本テレビ系列「金曜ロードシネマクラブ」で、ラグビー南アフリカ代表の実話に基づく映画『インビクタス/負けざる者たち』が放送される。人種差別政策撤廃後、南アフリカ初の黒人指導者となったネルソン・マンデラ大統領と人種の垣根を越えて一丸となるラガーマンらの姿を描く。

 この映画のようにマンデラはアパルトヘイト撤廃に尽力したヒーローのように扱われることが多いが、実は彼にも暗い一面があったのだ。過去記事を再掲する。

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本当は怖いネルソン・マンデラの裏の顔! 奴隷売買の過去が明らかに!?の画像1画像は、Wikipediaより

■この世にヒーローはいない

 こんにちは、陰謀社会学研究家の聖橋乱丸である。

 さて、世の中には「ヒーロー役」と「ヒール役」の2種類がある。私の好きな時代劇『水戸黄門』でいえば、前者が「水戸黄門」であり、後者が「悪代官」である。このような勧善懲悪は、読む側にも非常にわかりやすいため、時代劇やヒーローものの作り話ではよく使われる構図である。

 しかし、実際にはそのような勧善懲悪のヒーローがいないのが世の常である。どのようなヒーローも結局は人間であり、どこかの部分で賛否両論が分かれる行動をとってしまうのだ。

 では、なぜそのようになってしまうのか。人間は、間違いなく動物であり、その動物は無意識のうちに自分の思考や行動でバランスをとってしまうのである。最近のアメリカの大学の研究では、SM趣味のある人のほうが、平時は幸福で、なおかつ平穏な精神状態にあるという研究結果が発表されている。もちろん、私自身変態なのであるが、逆説的にいえば、ノーマルな感じでなおかつ社会的に善人であればあるほど、その精神は歪んでおり、そして、その裏の顔は凶悪である可能性がある。あくまでも可能性ではあるが……。

さて、そのような「善人」「ヒーロー」の中で、現代のヒーローの1人に挙げられるのが、南アフリカのアパルトヘイトに対抗し、27年間も獄中で過ごし、そして人種差別をなくして大統領になったネルソン・マンデラ氏だ。しかし、一方で、マンデラ氏は二重人格性が宿っているのではないかという「都市伝説」が、特にヨーロッパ方面で囁かれているのをご存じだろうか。

■マンデラ氏の出身村「クヌ」に伝わえる悲劇の儀式

 そもそも、マンデラ氏は東ケープ州クヌ村の出身である。このクヌという村は、南アフリカの中でも地域の宗教と、その習慣の強かった場所であり、数年前には宗教儀式である割礼で30名もの子どもが感染症で命を落とすという悲劇があった場所だ。

 その子どもたちが、墓に埋葬されることなく、打ち捨てられていたことを知った白人のメディア記者が「なぜあなたの子どもを捨てるのか」と、親に聞いたところ、「割礼の儀式で命を落とすということは、神に嫌われた子どもだから、人間として扱うことはできない」という返事が(現地の言葉なので詳細やニュアンスは違うかもしれないと記者のメモに書いてあるそうだ)が返ってきたと伝えられている。

 まさに、子どもを儀式で殺してしまって、その子どもを打ち捨ててしまう村に生まれたのがマンデラ氏であるということだ。

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